学校法人三島学園は、わが国教育の振興改善と人材育成に寄与するという学園創設時における創立者の教育精神を守りつつ、「高い知識と技倆を修め、常に文化創造に寄与する、清く、正しく、健全な人間の育成を目指す」とする東北生活文化大学および東北生活文化大学短期大学部の建学の精神は、この百余年間ゆるぎなく堅持されています。 また、創立者の教えの言葉「励み、謹み、慈み」は校訓として学内の石碑に収められ、校歌にも謳われています。
三島学園建学の精神に基づいて、「我が国の生活文化の高揚を図るため、学芸を中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とし、使命とする」、と謳っています。
本学は、1学部(家政学部)・2学科(家政学科、生活美術学科)を設置し、その目的は次のとおりです。
◎大学
【 家政学部 】
広く教養を培い、文化生活形成の要素としての家政学と生活美術を、現実の生活様式という視点から深く学習し、探求することを教学の指針とする。
家政学科
服飾文化及び健康栄養に関する家政学の科学的考察と実践教育を通して、生活文化への探求心を備えた人材を養成することを目的とする。
生活美術学科
生活と美の融合を志向する独創性豊かな創造者と指導者を養成することを目的とする。
①実践的教育の展開
本学の教育課程には実験・実習・演習科目が多く取り入れられており、社会ですぐに役立つ授業を展開しています。また、社会の変化に応じて常にこれらの教育内容の見直しと刷新に努めており、基礎教育の充実とともに実践教育は本学の実学教育の大きな特徴となっています。
②少人数教育の重視
本学は伝統的に少人数教育を重視しており、組織的にも担任制を取り入れることによって、担任をはじめ教員が一丸となって教学や生活全般にわたってきめ細かな指導を行っています。この少人数教育は学習の効率を高めるとともに、気軽に学生と教員とのコミュニケーションを通じて、新しい価値観を理解し合える雰囲気作りにも貢献しており、学生生活をより有意義なものにするのに役立っています。
【家政学科 服飾文化専攻】
服飾文化専攻は、衣生活について文化と科学の両面から総合的かつ専門的な教育研究を行っています。カリキュラムには専門性の高い実験、実習、研修を取り入れ、アパレル、ファッション産業と連動した教育を通して、業界全体の仕組みを体系的、実践的に学習します。このことによって、アパレル、ファッション産業の様々な業種で幅広く活躍できる人材を養成することを目的としています。
このため、次のような人を求めています。
服飾関係に強い関心をもち、将来、ファッション産業の諸分野で活躍することを望む人
生活文化やライフスタイルに興味があり、家政学を基礎から体系的に学びたい人
衣料管理士や中学校・高等学校の家庭科教諭、学芸員などになるために必要な、資格・免許の取得を目指す人
家政学の専門的な知識を身につけ、生活に関するエキスパートとして社会に貢献したいと考えている人
高等学校の科目全体について幅広い興味をもち、文系、理系という枠にとらわれずに、総合的に物事を考えることができる人
高等学校の「家庭科」の学習を通して、人間生活の様々な側面に関心をもっている人
【家政学科 健康栄養学専攻】
健康栄養学専攻は、家政学の科学的考察と実践教育を通し、現代社会において食生活の面から人の健康的な生活を支援する高度な専門職と生活科学への探求心を備えた人材を養成します。
このため、次のような人を求めています。
「食」の分野に興味があり、将来は専門性を活かし地域社会に貢献しようとする意欲を持っている人
将来は、医療、教育、福祉の分野で仕事をするため「管理栄養士」の国家資格取得を目指す人
「食」のエキスパートとして、幅広く高度な専門性を活かし、食品関係の分野で活躍したいとする人
栄養教諭や中学校・高等学校の家庭科教諭を目指す人
【生活美術学科】
生活美術学科は、幅広い技術と教養に加え、人格的にも優れた教育者、美術家、デザイナー、クラフツマン等、造形芸術分野におけるコミュニケーターを育成することを目的として、次のいずれかに該当する人を求めます。
モノづくりに強い関心を持っている人
生活と美の融合を志向する人
独創性豊かな創造者又は指導者を志向する人
幅広い専門分野の技術及び、知識の習得と実践に積極的に取り組む意欲のある人
高等学校において、芸術教科(美術、工芸、デザイン、書道、音楽等)を履修した人
美術・造形展等において実績を有する人
本学は、三島学園の建学の精神に基づいて以下にあげる到達目標を達成し、学則に定める所定の単位を習得した学生には卒業を認定し、学士の学位を授与します。
教育課程に定める基礎教育科目の必修科目はもとより、選択科目履修を通して、基礎的な学習能力と社会人としての豊かな教養を身につけること。
各学科および専攻毎の専門教育科目の履修を通して、職業人として社会に貢献するために必要な専門的知識及び専門的技術を身につけること。
大学での学修、学生および教員との交流や学生生活を通して、将来にわたって社会で自律するために必要な能力を身につけること。
本学では、教育目標達成のため、幅広い教養を身につけるとともに、高度な専門分野の知識を修得することを目指し、次のような方針で教育課程を編成し、実施しています。
幅広い教養と専門知識の修得
教育課程は、基本的に広い視野から総合的に洞察できる目を涵養する全学共通の基礎教育科目と専門知識を修得するための学科、専攻別の専攻科目で構成しています。
卒業要件科目のほかに、免許・資格取得や専門分野で多様な学修を保障するために、各学科、専攻に関連科目群を設けています。
本学は、実学と美学の融合を目指す観点から、他学科の専門科目である専攻科目の一部を選択して履修することができる他学科聴講制度を実施しています。
順次的・体系的な教育課程の編成
単位制度を実質化し、履修状況の明確化、多様化する学習目的に対応するため4年間を8セメスターに分け、2単位または1単位の科目を配置し授業回数の確保を図っています。
授業科目担当者は、シラバスを通じて、各授業科目の到達目標、学習内容、成績評価方法・基準、準備学習の内容などを学生に明確に伝えています。
少人数教育の実施
建学の精神である「高い知識と技倆を修め」に基づいて、カリキュラムに実験・実習・実技を多く取り入れ、少人数教育により技術の習得に努めています。
4年間の学業の集大成として、3年次の後期から4年次にかけて少人数指導による課題研究や卒業論文、卒業制作の学習を通して、コミュニケーション力や応用力、表現力など総合的判断能力を養います。
学生支援
本学では、各学科・専攻の学年ごとに担任制を設けており、学生一人一人の目標に合わせて生活面でのアドバイスや体系的な学修ができるよう個別指導を行っています。
大学における学習や生活について、スムーズに導入できるように初年時教育として基礎演習を設け、また就職支援のためのインターンシップやキャリアアップ教育の充実に努めています。