教育の内容
服飾文化専攻では、被服の本質および衣生活上の諸問題について科学と文化の両面から追求していきます。科学文化の急速な進歩に伴い、服飾産業に求められる新しい知識と技術を、生活文化、服飾文化、材料・加工・整理、企画・造形、ファッション、流通・情報・環境の各分野のカリキュラムを通して業界全体の仕組みとともに体系的に学習します。
このような、アパレル産業と直結した教育を行うことにより、被服学全体の専門知識とその応用能力を養い、衣生活の創造と発展に寄与する人材の育成を目指しています。本専攻で学ぶことによって、服飾のスペシャリストとして、衣料管理士の資格を取得し業界で活躍できます。
また、服飾文化専攻では歴史ある家庭科の教員養成や学芸員課程もカリキュラムとして組み込んでおり、就職のためのキャリア教育も一層充実させた結果、卒業後の進路は、アパレル・ファッション業界を始め、教職、学芸員、大学院進学など多岐にわたり、卒業生はそれぞれの分野で大いに活躍しています。
特色
大好きな「服」に思いっきり向き合う4年間!
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1
東北唯一
「衣料管理士(TA)」養成校!衣料管理士(TA:テキスタイルアドバイザー)は、業界で求められる専門的な知識と技術を習得した者に与えられる資格。服飾文化専攻では、東北の大学で唯一、この資格(2級)を取得することができます。
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将来の目標に
近づくためのコース制!1、2年次で家政学や被服学の基礎を身につけた上で、3年次から2コースに分かれて専門的に学びます。また、各研究室に分かれて専門研究も行います。
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3
大学ならではの最先端機器で
テキスタイルデザインを学べる!テキスタイルをデザインするための最先端機器を導入した教育を実施しており、東北では本学のみに設置されています。また、型紙(パターン)をかくためのアパレルCADも学べます。
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4
実践力を養える
多彩で特色あるカリキュラム!授業の中で、アパレル・クリーニング・染色・ブライダル、研究所、博物館などでの研修の機会を設け、実践力を養います。また、素材を製造する企業や地域団体とのコラボレーションも行い、地域貢献を目指しています。
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5
家庭科教員など、
未来を広げる多彩な資格!資格は将来の可能性を広げる重要な要素の一つ。服飾文化専攻では、伝統ある家庭科の教員養成課程や学芸員課程を設置しています。また、色彩検定や消費者力検定などの資格取得を支援しています。
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6
服が好きな仲間と
毎日楽しく学べる環境!アットホームな雰囲気での授業は少人数ならでは。服が大好きな仲間とのおしゃべりも、新しい発想につながる貴重な時間。そんな密度の濃い毎日が、夢をかなえる確かな力を育みます。