7月20日、ますみ幼稚園の年長さん(さくら組さん)は「特別遠足」で短大と水族館を訪れました。短大では、食物栄養学専攻2年生が作った「くまさん弁当」を食べて交流しました。学生たちは野菜が苦手な子どもたちでも食べられる献立を考え、試作を重ね(過去のHP記事参照)、本番の日は朝から60食のお弁当を調理しました。また、誤嚥防止や食物アレルギーにも対応(卵・ピーナッツ・貝類禁止)しました。「栄養指導論実習」の授業として、地域の栄養課題の発見・企画・実践として取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

食後には、お弁当に入っていた食べ物を当てながら、食べ物の働きを3つに分ける食育をしました。

【献立(主な材料)】

・おにぎり(ごはん 枝豆 鮭 青のり)

・ハンバーグ(豚肉 にんじん たまねぎ)

・アメリカンドッグ(ウインナー)

・さつまいもボール(さつまいも)

・ポテトサラダ(じゃがいも、きゅうり、コーン)

・ブロッコリーとトマト

・ひよこのカップケーキ(かぼちゃ、コーン)

見た目では、野菜が少なそうに見えますが、野菜嫌いの子ども対応の戦略として、目立たないように10種類の野菜といもを取り入れています。

子どもたちはみんな、嬉しそうに、美味しそうに食べてくれたり、クイズにも元気よく参加してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちを見守る学生たちも、とっても嬉しそうでした。学生たちは、折り紙でペンギンさんを折ってウェルカムカードを作ったり、チューリップの形の学生用の名札をつくるなど、前日遅くまでがんばって準備していました。準備から最後のお見送りまで、学生たちはチームワーク良く活動でき、お見事でした。

栄養基準を満たすだけでなく、子どもたちが食べたくなる行事食を作るのは、難易度が高かったものの、栄養士としての役割ややりがいを実感できるよい機会でした。今回は、対象が幼児でしたが、相手の気持ちに寄り添うことや多職種連携の意義を学ぶことができました。ご協力いただたみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

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生文大通信

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