名取市那智が丘彫刻作品修復事業

生活美術学科

期日 平成30年10月29日~  場所 名取市那智が丘中央公園他 メンバー 生活美術学科学生有志  指導・サポート 佐藤淳一教授

1990年に団地として造成された名取市那智が丘には、パブリックアートとして生活美術学科佐藤淳一教授の作品を含む彫刻37基が設置されています。

メンテナンスが十分に行われていない状態が長く経過し様々な不具合が生じてきており、住民からの要請で、佐藤淳一教授の彫刻研究室が対応することとなりました。

この事業は、主に様々な素材で制作された彫刻の表面処理修復。また損壊した部分の修復、代替品の制作、設置の不具合の補修等を行います。

今回は、金子健二氏作「少女と夏水仙」の彫刻の修復を、2年次の学生たちが彫刻Ⅱの授業内で行いました。緑青が経年変化で流れ付着したものを、石膏取りの割り出し時の要領で、中のブロンズ下地を傷めずに剥離する繊細な作業しました。次回からは、地域の小学生、中学生たちと一緒に、作品の洗浄作業を行い、色差し、蜜蝋塗布などの行程を経て完了する予定です。

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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