令和7年12月12日(金)に、仙台うみの杜水族館 魚類チーム サブリーダーの大谷さんをお招きし、「環境保全と水族館の役割」をテーマに環境学の特別講義を開催しました。
講義では、水族館が「生き物を飼育・展示するだけの場所」ではなく、生息環境の保全や種の保存に向けた調査・研究、さらには教育の拠点として多様な活動を行っていることをご紹介いただきました。ヨシキリザメの長期飼育を目指した研究や、タツノオトシゴの生息環境の調査・修復、さらに深海魚を「食べることで理解する」というユニークな研究手法など、現場の具体的な取り組みに基づくお話に、学生たちは興味深く耳を傾けていました。
講義後には多くの質問も寄せられ、学生たちの関心の高さがうかがえました。今回の特別講義は、水族館が担う研究・教育・社会貢献の役割について理解を深めるとともに、環境保全の大切さを自らの学びへとつなげる貴重な機会となりました。
<短大での講義>



<大学での講義>



