子ども生活専攻2年生は、10月に幼稚園教諭免許状取得のための教育実習(約4週間)を幼稚園・認定こども園で行いました。

教育実習指導」の授業では、実習事後指導として、実習の振り返りを行います。一人一人の振り返りとして、自己評価を行ったり、1月末に予定されている実習報告会の資料を作成したりします。

また、前期の保育所実習終了時と同様に、ワールドカフェ形式で、仲間との対話を通しての実習の振り返りを行い、実習生同士の情報の共有を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで、子ども生活専攻2年生は、保育所実習(5月~7月:約4週間)、施設実習(7月~8月:約2週間)、幼稚園実習(10月:約4週間)と合計10週間にわたる実習を全て終了したことになります。

後期の「保育実習指導Ⅱ」の授業では、実習事後指導を継続して行っていますが、約10週間の学外実習の振り返りとして、「AI(Appreciative Inquiry)ミニインタビュー」を実施しています。

AI(Appreciative Inquiry)」は、ワールドカフェと同様に、組織管理や人材開発などの分野で注目されているホールシステムアプローチの一つです。本学では、こうした手法を取り入れた実践、すなわち教育・保育において対話を中心とする参加者同士の学び合いの一連の手法を「対話型アプローチ」と位置づけ、実習の振り返りを中心とした学生の主体的な学びを引き出すための教育実践を行ってきました。

まずは2人1組になり、実習中の「心に残った出来事や実践」 をお互いにインタビューすることで振り返ります。その後、インタビューした相手の内容をストーリーにして、紙芝居のように画用紙に記入してまとめました。
その後、6人~8人くらいのグループになり、インタビューして紙芝居風にまとめたストーリーをグループ内で発表し、情報共有を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ内での発表が終わった後、皆の実習のストーリーから、「すてきな頼れる先生になるために」共通すること、大事なことは何かを話し合い、3~5個のキーワードにまとめました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、グループごとに話し合ったキーワードを全員の前で発表し、「すてきな頼れる先生になるために」何が必要なのか、学生全員で共有しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生たちの発表を聴いていると、子ども生活専攻2年生は、約10週間の学外実習を終えることで一回りも二回りも成長してきたことがよくわかります。

短大生活も残りわずかになりましたが、来春から「すてきな頼れる先生になるために」、これからも学び続けてほしいと思います。

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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