11月9日(土)子ども生活専攻1年生の「造形Ⅱ」の授業が宮城県美術館で行われました。

宮城県美術館には、毎年多くの幼稚園・保育所から子どもたちが訪れ、作品を見たり、造形活動を楽しんだりしています。その中でも一番の目玉は、開館以来続いている「美術館探検」です。これは、子ども達に環境としての美術館を楽しんでもらうためのプログラムで、作品・建物・庭など、美術館のすべてを子どもたちの視点で探検しながら味わうというものです。

今回の授業では、教育普及部の学芸員さんに、学生相手に実際に「美術館探検」をやっていただき、さらに、幼児に対する声がけや対応についてその意図も含め具体的に説明していただきました。

いよいよ美術館探検に出発です。
館内の空気をきれいにするための通風孔です。張り付いたバンダナに子どもたちはどう反応するでしょう?
常設展の展示作品の中で、子どもたちが興味を示す作品を紹介していただきました。
この作品に心惹かれる気持ちはわかりますね!
屋外の展示作品の中には上に乗ることができる作品もあります。子どもに戻って楽しんでみよう!!
植え込みの隙間は「トトロの道」。子どもの身長を考えると深い森の中を進むように見えることでしょう。
自分が子どもたちを引率して来るとしたら・・・?

幼児にとって、新しい環境に初めて入った時に感じるのはまさに「探検」しているような気持ちです。宮城県美術館では、それをプログラムとしてずっと実践してきました。普段通らない道を通ったり開けたことのない扉を開けてもらったりして「特別なワクワク」を感じながら、学生たちは深い学びにつながる貴重な体験をすることができました。

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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