仙台で生花販売業を営んでいる「ハナサク」さんと生活美術学科による共同開発商品「花器」のデザイン画を募集し、15点の応募がありました。ご応募ありがとうございました。
先日審査会が行われ、本来ならば12月6日、審査発表日でしたが、審査員の要望により、 今日に延期させていただきました。ご応募いただいた方々、お待たせいたしました。
★最優秀賞1点
☆生活美術学科2年 谷藤 茜さん
・タイトル「オトメゴコロ」
【審査員コメント】
・シンプルな色彩と形態により、インテリアとして自然に溶け込むことのできるデザインだと思いました。
・花で花を生ける花器というコンセプトとアールヌーボな形態が良かった。
・カラーの花のイメージどおりでありながら、シンプルかつゴージャス感があって良かった。花を生けた時のイメージがピッタリきたデザインである。
★優秀賞3点
☆生活美術学科3年 諏訪璃代さん
・タイトル「ひょうたん花瓶」
【審査員コメント】
・ユニークな形態が面白く、華道の花器として使用すればよいのではと思いました。
・造形的な形態と花を生ける機能性の兼ね合いのバランスが面白い。
・華道を思わすような斬新なデザインであった。「特別」な時に是非ともお花を生けてみたい。
☆生活美術学科2年 佐藤真央さん
・タイトル「とりびん」
【審査員コメント】
・花瓶の口縁に鳥の頭がくっついた面白いデザインで、ピカソの鳩を思い出しました。
・花器に鳥の形態を取り入れ、一体化したデザインはかわいらしい。
・シンプルでかわいらしい。今回は鳥だったが、次回別なコンセプトであれば動物シリーズとしてデザインを見てみたいと思った。
優秀賞3点目は該当者なしで、2点とさせていただきます。
選出された皆様、おめでとうございます。
なお、最優秀賞に選出された谷藤さんの作品は、今後商品化に向けて、打合せ・制作、来年2月下旬の陶芸ゼミナール展において、お披露目予定です。
