短大の食物栄養学専攻は、2022年4月から宮城県で唯一の「フードサイエンティスト」認定校となります(予定)。

「フードサイエンティスト」は、食品科学教育協議会が認定している資格で、2022年3月現在、全国25の大学・短大で取得できます。

この認定制度は、本学に2022年度以降に入学される方から適用されます。

 

本学の「食品科学技術認定証」(サイエンティスト)のカリキュラムをご紹介します。

計20単位を修得し、卒業前に「資格認定研修」を受講すると、認定されます。

1.基礎必修科目 11単位

(1)食品科学分野 6単位(内2単位は実験・実習を含む)

  食品学(永沼孝子 教授)

  食品機能学(永沼孝子 教授)

  食品学実験Ⅰ(永沼孝子 教授)

  食品学実験Ⅱ(永沼孝子 教授)

(2)食品微生物学分野 5単位(内1単位は実験・実習を含む)

  微生物学(黒川優子 准教授)

  食品衛生学(黒川優子 准教授)

  食品衛生学実験Ⅰ(黒川優子 准教授)

  生化学(東北生活文化大学 鈴木裕之 教授)

2.特別研修科目 9単位(内5単位は実験・演習を含む)

  フードマネジメント(非常勤講師)

  栄養学実験(永沼孝子 教授)

  臨床栄養学実習(益田裕司 准教授)

  食品衛生学実験Ⅱ(黒川優子 准教授)

  栄養情報処理演習Ⅰ(池田展敏 教授)

  栄養情報処理演習Ⅱ(池田展敏 教授) 

3.資格認定研修(食品科学教育協議会による講演会)

 

卒業必修、栄養士、情報処理士、フードコーディネーター3級の資格取得に必要な科目と重なっているため、効率よく資格を取れる点がメリットです。フードサイエンティストのみで必要な科目は「食品機能学」です。

 

以下、食品科学教育協議会のホームページからの抜粋です。

【フードサイエンティストとは】

・食品に関する科学的な知識をベースに、食品関連の技術者として働くスペシャリストに与えられる称号です。

・認定されると、企業や研究施設などで食べ物の研究開発を行ったり、食品検査などの現場で活躍したりするほか、短大や高校などで食品関連の実験・実習の助手として働くこともできます。

・フード サイエンティストと証するためには、大学や短大、専門学校で所定の課程を修了し、食品科学技術認定証を取得する必要があります。

・学ぶ内容は、食品科学分野と食品微生物分野の専門科目、演習を含む特別研修と、講習会などの資格認定研修です。

・まずは食品科学や栄養学、バイオテクノロジーなどが学べる指定の学校へ進学するのが条件となります。

【主な活躍分野】

・食品の研究開発

・食品検査・品質管理

・食品関連の実験・実習の助手

 

栄養士は、保育園、高齢者施設、病院などにおられる方々に、栄養面を考慮したおいしい食事を提供したり、栄養指導・食育などを得意としています。

食品会社でも栄養士免許は活かせますが、さらに食品の科学と安全性について詳しい専門職が「フードサイエンティスト」です。

食品関連の企業は「加工食品」の製造・開発・流通・販売をしている会社、栄養成分や微生物の分析を専門に行う機関、「総菜・弁当・料理」などを製造・販売する企業等、多岐にわたります。

企業や機関で、食の安全・安心を守るために働きたいという方は、ぜひ「フードサイエンティスト」の取得を目指してみて下さい。

 

本学のカリキュラムの特長は、2年間で国家資格の栄養士免許に加えて、様々な資格が取得できることです。

【2022年度入学者から取得可能な資格・免許】

栄養士

フードサイエンティスト(最終手続き中)

フードコーディネーター3級

食空間コーディネーター3級

情報処理士

食生活アドバイザー(受験対策科目を設定)

 

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生文大通信

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