大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
対象学科:服専1年・服専2年・健専1年・健専2年・美表1年・美表2年 |
授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択 |
教職に関する科目 |
山 口 刀 也 山 沢 智 樹 |
授業概要 |
本講義では第一に、教育の本質を理解するために教育の目的や意味、家庭教育や学校教育等の基礎理念を整理する。第二に、日本と諸外国における教育の起源や歴史、思想について、子ども観や教育観の変遷を手掛かりに検討する。第三に、とりわけ日本の戦後教育が直面してきた諸課題から、今日の教育理念について検討する。また、教職に向けた各自の子ども観や教育観の“変化”や“再認識”等の諸相について、受講状況等に鑑みながら設けるレポート発表やグループ討論の機会を通じて、確かめていく。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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1.教育の本質・目的・概念に関する基礎的な知識を習得する。 |
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2.教育の歴史的変遷や現代社会における教育課題を理解する。 |
3.日本と諸外国の教育思想について理解する。 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | オリエンテーション | (事前)シラバスの確認、学習内容を見通す。 (事後)配布資料を読む。 |
2 | 教育の本質と意義:教育とは何か | (事前)辞書等で「教育」について調べ、オリジナルな説明を準備する。 (事後)配布資料を読む |
3 | 教育の目的と目標 | (事前)教育の意義とは何か考える。 (事後)配布資料を読む。 |
4 | 教育の歴史①教育のはじまり | (事前)事前の配布資料を読んでくる。 (事後)配布資料を読む。 |
5 | 教育の歴史②子どもの発見 | (事前)辞書等で「子ども」について調べ、オリジナルな説明を準備する。 (事後)配布資料を読む。 |
6 | 教育の歴史③教育をめぐる場と内容 | (事前)辞書等で「学校」について調べ、オリジナルな説明を準備する。 (事後)配布資料を読む。 |
7 | 教育の思想①発達とは何か | (事前)辞書等で「発達」について調べ、オリジナルな説明を準備する。 (事後)配布資料を読む。 |
8 | 教育の思想②公教育の組織と制度 | (事前)事前の配布資料を読んでくる。 (事後)配布資料を読む。 |
9 | 教育の歴史④近代以前の日本における学び | (事前)事前の配布資料を読んでくる。 (事後)配布資料を読む。 |
10 | 教育の歴史⑤日本における公教育制度の成立 | (事前)明治維新前後の日本史について、若干の復習しておく。 (事後)配布資料を読む。 |
11 | 教育の思想③生涯にわたる多様な教育、学習の機会 | (事前)学校以外での学びの機会について、身近な例について調べる。 (事後)配布資料を読む |
12 | 戦後教育改革①現代における教育理念 | (事前)太平洋戦争敗戦後以降の日本史について、若干の復習しておく。 (事後)配布資料を読む。 |
13 | 戦後教育改革②現代における教育制度 | (事前)関係する国、都道府県、市区町村等の教育行政組織について調べる。 (事後)配布資料を読む。 |
14 | 教育に関する歴史的課題と今日的課題 | (事前)課題レポートを完成させる。 (事後)配布資料を読む |
15 | まとめと試験 | (事前)講義内容を振り返り、試験に備える。 (事後)試験問題について、解答例、出題意図について配布資料で確認する。 |
履修上の注意 |
・本科目は教職科目の一つであるため、教員免許取得に向けて真摯な姿勢(Ex.教員として勤務することになった際の責務を自覚するetc.)で受講することを強く求める。 ・配布資料が多いので、ファイリング等して失くさないようにすること。 ・毎回の課題の提出をもって出席と扱う。期限を過ぎてからの提出は、出席確認として受領するが、平常点としての「加算」はしない。 |
成績評価方法・基準 |
・平常点(毎回の課題への取り組みと内容)40%、レポート30%、試験30% ・毎回の課題については、次回の授業の冒頭でフィードバックする。 ・提出されたレポートは、授業内で使用する。 ・試験については、解答例、出題意図等の解説を配布することでフィードバックとする。 その他、詳細についてはオリエンテーションで説明する。 |
教科書 |
適宜、講義資料を配布する。 |
参考書 |
〔教育思想史〕〔今井康雄編〕〔有斐閣アルマ〕〔2,200円〕 〔よくわかる教育原理〕〔汐見稔幸ほか編著〕〔ミネルヴァ書房〕〔2,800円〕 〔アクティベート教育学01教育原理〕〔木村元・汐見稔幸編著〕〔ミネルヴァ書房〕〔2,000円〕 〔子ども白書2022〕〔日本子どもを守る会編〕〔かもがわ出版〕〔2,800円〕 〔教育〕〔教育科学研究会編〕〔旬報社〕〔990円〕※月刊雑誌 |
備 考 |
・本科目の履修及び単位修得に関する事項について詳しくは、1回目のオリエンテーションで説明する。 ・質問等については、授業の開始前及び終了後に講義室で直接、あるいはメール、Google classroom(授業時に連絡)上などでも受け付ける。 |
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