本学の校訓

明治36(1903)年創立の東北女子職業学校以来、本学園には、“励み、謹み、慈み”という百年の歴史を支えてきた校訓があり、「生徒一人ひとりの心に迫る学校づくりで、調和のとれた、愛情豊かで、実践力のある人を育てます」と謳っている。この校訓は、創設者の教えとして、第二次大戦後、後裔の佐藤理事長が語句を整えたものであるが、本学園の歴史を通じての校訓であり、現在の校歌にも謳われ、また本学園キャンパス内の石碑にも刻まれて、全ての在学生・卒業生に周知され、大学、短期大学部、高等学校を通じて守られてきている。

建学の精神

三島学園の創設以来の建学の精神は、「高い知識と技倆を修め、常に文化創造に寄与する、清く、正しく、健やかな人間の育成を目指す」であり、この建学の精神は、この百年以上にわたってゆるぎなく堅持されている。

本学の目的と使命

東北生活文化大学

三島学園建学の精神に基づいて、我が国の生活文化の向上を図るため、学術の中心として、幅広い教養を授けるとともに、深く生活と文化に関する専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させ、社会に貢献する人間性豊かな人材を育成することを目的とし、使命とする。

〔家政学部〕
家政学部は、広く教養を培い、生活文化形成の要素としての家政学について、実際の生活様式という視野から深く学習し、その向上を目指して探究することを教学の指針とする。

●家政学科:家政学科は、本学の伝統的な家政学の修学を基本とし、その科学的追求と実験、実習を通して、生活科学への探究心を備えた人材を育成することを目的とする。
服飾文化専攻:服飾文化専攻は、服飾と生活に関して科学と文化の両面から追求し、服飾産業の発展と生活文化の向上に寄与する人材を育成することを目的とする。
健康栄養学専攻:健康栄養学専攻は、栄養士と管理栄養士の養成を目的とした教育課程により、医療、福祉、保健分野等において、食生活の面から健康を守る人材を育成することを目的とする。

〔美術学部〕
美術学部は、幅広い教養と、美術の高度な専門知識と技能を身に付け、実学として地域社会の発展に貢献できる人間性豊かな人材を養成することを教学の指針とする。
●美術表現学科:美術表現学科は、美術、工芸、デザイン、メディア芸術領域における高度な専門知識と技能を身に付け、これらの知識・技能を地域社会における様々な職業分野で発揮し、地域の産業、文化の発展に貢献できる能力を養成することを目的とする。

 

東北生活文化大学短期大学部

本学は、三島学園建学の精神に基づいて、我が国の生活文化の向上を図るため、生活と文化に関する専門の学芸を教授研究し、実学教育によって職業又は実際生活に必要な能力を養成し、社会に貢献する実践力のある人材を育成することを目的とし、使命とする。

●生活文化学科:広く教養を培い、生活文化に関する学習を通じて、職業又は実際生活に必要な豊かな能力を備えた人材の育成を目的とする。

食物栄養学専攻:生活文化を基礎とした教養及び基礎学力を身に付けるとともに、栄養士の養成を目的とした教育課程により、食分野において貢献できる人材の育成を目的とする。
子ども生活専攻:生活文化を基礎とした教養及び基礎学力を身に付けるとともに、保育に関する知識及び技能を講義・演習・実習を通して修得し、保育現場において自ら課題の解決に取り組むことのできる人材の育成を目的とする。

 

教育の基本理念

美しい人間生活の在り方を綜合的見地から科学的に考え、解決していくことのできる確かな実践力を備える人材の教育に当たる。

 

教育方針

本学に脈々と流れている建学の精神と大学の使命・目的を基にして、ディプロマ・ポリシーを達成して、現代社会から大学に負託されている有為の人材を育成するために、本学では以下のような教育の方針と特徴を活かした教育活動を進めます。

  1. 本学が伝統的に重視している、きめ細かな少人数教育を通して、自律性を持って行動する知恵と実践力を備えた人間性豊かな人を育成します。
  2. 教養と専門の教育を通して、学生生活と社会生活を豊かにする倫理観・教養力・論理的思考力・コミュニケーション力を育みます。
  3. 多様な実験・実習・演習で構成する実践的教育を通して、生活と文化に関する専門的素養と技能を身につけ、社会の中核として活動できる人を育成します。
  4. 学生・教職員・地域住民との交流と「ワクワクぷろじぇくと」での活動により、創造性を持って地域社会を豊かにできる人を育成します。

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

仙台市泉区虹の丘一丁目18番地の2
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