
東北生活文化大学 東北生活文化大学短期大学部 学長
前田 昌彦
未来を拓く生活文化の学び
私たちの学びは、日々の暮らしの中から始まります。人と関わり、経験を重ねることで、学びはより深く広がっていきます。本学での出会いが、皆さんの未来を形づくる第一歩になることを願っています。
東北生活文化大学は「生活文化」という観点から、人々の暮らしをより豊かにする知識と創造力を育ててきました。服飾、栄養学をはじめとして美術・工芸、デザインなど、生活に深く関わる分野を学ぶことは、社会や人を理解し、新しい価値を生み出す力につながります。本学はそのような学びを通して、これからの社会に貢献できる人材を育てることを大切にしています。
本学の校訓は「励み」「謹み」「慈み」です。目標に向かって努力を重ねる「励み」の心、礼儀を重んじ他者への敬意を大切にする「謹み」の心、そして人や社会を思いやる「慈み」の心。この三つの言葉は、大学生活を送るうえでの大切な指針であり、人として成長するための基盤でもあります。学生の皆さんには、この精神を日々の学びと生活の中で育んでほしいと願っています。
大学での学びは、専門分野を深く究めることから始まります。しかし同時に、自分の趣味や特技、関心のあることにも目を向け、それらを学内外の活動や経験の中でさらに掘り下げていくことが重要です。好きなことや得意なことは、新しい視点や発想を生み出す大きな力になります。
専門分野の学びに加え、異なる分野の知識や経験を結びつけることで、より広い視野と柔軟な思考が育まれます。こうしたハイブリッドな学びは、変化の大きいこれからの社会において、皆さんの可能性を大きく広げてくれるでしょう。本学では少人数教育の特色を生かし、一人ひとりの興味やチャレンジを大切にしながら、その成長を丁寧に支えていきます。
大学生活は、自分の未来を形づくるかけがえのない時間です。本学での学びや出会いを通して視野を広げ、自らの可能性に気づき、大きく伸びていってください。皆さんがここで充実した日々を過ごし、それぞれの夢へと歩んでいくことを心から期待しています。
【学長プロフィール】
前田 昌彦(まえだ まさひこ)
滋賀県生まれ。1976年金沢美術工芸大学油画専攻卒業、東京藝術大学大学院美術研究科油画技法材料専攻修了。フランス政府給費留学生としてパリ国立高等美術学校、国際ロータリ財団奨学生としてニース国立装飾芸術学校に留学。帰国後、金沢美術工芸大学で講師、准教授、教授を経て、2014年公立大学法人金沢美術工芸大学理事長・学長。2026年本学学長として着任。現在、国画会絵画部会員として制作活動中。

