「希望」というテーマに54点のご応募をいただきました。
エントリーされた生徒の皆様、ご指導下さった先生方に厚く御礼申し上げます。
特別審査員に工藤稜氏(イラストレーター)をお招きし、慎重に審査、検討を重ね、入賞作品を決定致しましたことを併せてご報告申し上げます。

学年 氏名 作品名 高校名
大賞 1 伊藤 晴香 花千本槍 東北生活文化大学高等学校
準大賞 3 南條 果耶 私たちはどこへでも行ける 宮城県仙台二華高等学校
審査員特別賞 2 松木 七夕花 謳歌 北海道おといねっぷ美術工芸高等学校
優秀賞 2 加藤 夕捺 本とともに 岩手県立一関第一高等学校
優秀賞 1 髙橋 ひとみ 可能性 聖ドミニコ高等学院高等学校
優秀賞 1 髙𣘺 実那 望むこころ 聖ドミニコ高等学院高等学校
優秀賞 1 岡部 美咲 逃避行 東北生活文化大学高等学校
優秀賞 1 佐々木 愛海 求める 東北生活文化大学高等学校
優秀賞 2 鈴木 剛 先生 東北生活文化大学高等学校
優秀賞 2 大野 歩美 探しにいこう 宮城県白石高等学校
優秀賞 2 伊勢 亮子 星に願いを、月に祈りを、宇宙に希望を。 宮城県仙台二華高等学校
優秀賞 1 朝長 夏凛 進め 宮城県宮城第一高等学校
優秀賞 3 岩渕 伶奈 きっとできる! 宮城県宮城野高等学校
佳作賞 1 花輪 理子 Happiness Is Here 聖ウルスラ学院英智高等学校
佳作賞 3 芳賀 こはる 朝顔と金魚 聖ウルスラ学院英智高等学校
佳作賞 1 下田 花菜 neon 東北生活文化大学高等学校
佳作賞 2 戸田 明佳里 ポっきゅんの金よう日in2018 東北生活文化大学高等学校
佳作賞 2 二ノ倉 優季 夢のその先 北海道おといねっぷ美術工芸高等学校
佳作賞 2 千葉 愛花 軽傷 宮城県仙台二華高等学校
佳作賞 3 朱綠天
(本名:大久保 圭捺)
ひとたびに 宮城県田尻さくら高等学校
佳作賞 2 伊達 葵 宮城県宮城野高等学校
佳作賞 2 水野 光 「白を愛する君をずっと見つめていたいの」 宮城県宮城野高等学校
佳作賞 3 小野寺 成月 壁の牛に希望はあるか 宮城県宮城野高等学校
入選 1 氏家 希美佳 cold heart 聖ウルスラ学院英智高等学校
入選 1 斎藤 稜司 陽の木 聖ウルスラ学院英智高等学校
入選 1 守屋 緋乃 Shiny Ball 聖ウルスラ学院英智高等学校
入選 2 片岡 大翼 象徴 聖ウルスラ学院英智高等学校
入選 2 松田 和 希望 is ねこ 聖ウルスラ学院英智高等学校
入選 3 犬飼 紗弥 なみだ 聖ウルスラ学院英智高等学校
入選 3 渡邉 咲 Dia de los Muertos 聖ウルスラ学院英智高等学校
入選 1 てい ういち 「I’m here」 聖ドミニコ高等学院高等学校
入選 1 青木 愛来 player 東北生活文化大学高等学校
入選 1 伊藤 優菜 宇宙(そら) 東北生活文化大学高等学校
入選 1 宇佐美 凛華 SUNFLOWER 東北生活文化大学高等学校
入選 1 大槻 結唯 希望の星 東北生活文化大学高等学校
入選 1 奥山 優華 翼を広げて 東北生活文化大学高等学校
入選 1 鹿野 真亜朱 燃える 東北生活文化大学高等学校
入選 1 坂本 羽芽 東北生活文化大学高等学校
入選 1 佐々木 春葵 星の数ほど 東北生活文化大学高等学校
入選 1 笹原 萌絵 生命の実 東北生活文化大学高等学校
入選 1 佐藤 海咲 燈火 東北生活文化大学高等学校
入選 1 佐藤 優太 壁の向こう 東北生活文化大学高等学校
入選 1 山川 夕凪 流れ星 東北生活文化大学高等学校
入選 1 山口 舞 朝日に染まる私の街 東北生活文化大学高等学校
入選 1 渡辺 桜 開ければ 東北生活文化大学高等学校
入選 2 京 那粋 オオクワガタ 東北生活文化大学高等学校
入選 2 佐々木 壮太 Regeneration/白樺 東北生活文化大学高等学校
入選 2 笹原 可奈子 Like the tragic love of the mermaid 東北生活文化大学高等学校
入選 2 高橋 嗣恩 Hope of Toyota 東北生活文化大学高等学校
入選 2 平野 嵩真 NYA NYA NYA 東北生活文化大学高等学校
入選 3 福地 柾斗 将来 宮城県岩出山高等学校
入選 1 古川 睦 心の叫び 宮城県白石高等学校
入選 1 松野 美桜 寺川 白 宮城県白石高等学校
入選 2 渡部 花音 沈思黙考 宮城県白石高等学校

 

【講評】

大賞「花千本槍」 (講評:工藤稜氏)
寒色系の中に静かな温かさがあり、作者のしっかりとした実力を感じます。そして今回のテーマを消化しきった、静かな思いがにじみ出ています。
タイトルの「花千本槍」はガーベラの古い呼び名で、花言葉は「希望」。そのガーベラの花がマチエールとしてさりげなく浮き上がっているところに感激しました。

準大賞「わたしたちはどこへでもいける」 (講評:森敏美)
作者のこのタイトルに対する気持ちは、旅になぞらえて人生に対する希望を描いています。旅に出かける前の準備期間、旅の途中、終わった後の思い出、そして次の出発に向けて新たに抱く希望やそれに伴う不安や苦労、喜び全てを時には一人で、或いは仲間と連れ立って人生という旅にチャレンジしてゆきます。

審査員特別賞「謳歌」 (講評:工藤稜氏)
画面右下にある木の芽、それを見ている主人公(作者自身ですね)、描かれている木、これらの関係が素晴らしいです。
樹木の生長と自分自身の人生がオーバーラップしている、実に奥が深い作品だと思います。なにより描くことを楽しんでいることが伝わってきて、見ているこちらもうれしい気持ちになります。

総評 (講評:工藤稜氏)
今回は応募数が例年に比べて少なかった割に、全体的なレベルが特に高かったように感じました。そのため審査もここ数年の中で一番大変で長い時間が必要でした。審査する我々が、逆にたくさんの作品から試されているような気持ちになります。
今回は「希望」というオーソドックスなテーマでしたが、日常の小さな希望から、人生全体への希望、はては宇宙全体の大きなものまで、様々なモチーフに出会えました。
テーマを与えられた場合、何を掘り下げるか、どのように向かい合うか(またはどう避けて通るかもありかと)深く考えてみることで、新たな発想が出てくるものです。
皆さんの個々の感性は素晴らしいものですので、大切にしてほしいものだと思います。そこに加えて美術に関する知識や様々な画材の技法等を知り皆さんの表現が更に広がる事を期待します。

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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