服飾講座⑥大学院(博士前期課程)への進学について

2021年6月28日

服飾文化専攻では、5月末~服飾講座(全8回)を配信します。

専攻での教育や研究内容に関連する生活文化や服飾文化、教育分野等の様々な知識をお伝えしていきます。(毎週月曜配信)

 

服飾講座⑥「大学院(博士前期課程)への進学について」

 大学入学時は大学院への進学は考えていないという学生の多いのが実情ですが、大学で様々な講義・実験・実習を経験することや、多くの先輩が大学院に進学している実績のあることを知るに及んで、自分も大学院に進学したいと考えるようになる学生もいます。今年も『ポリマーケミストリーラボ』で卒業研究を実践している男女2名の学生(一人は県内公立工業高校出身のS君、もう一人は北海道の私立女子高校出身のMさん)が、それぞれ国立大学法人福井大学大学院工学研究科産業創成工学専攻繊維先端工学コース博士前期課程、及び国立大学法人弘前大学大学院理工学研究科物質創成化学コース博士前期課程の受験に向けて、休日返上で毎日頑張っています。この二人の学生は教職免許や学芸員資格についても取得を目指し、その意味で本当に充実した大学生活を過ごしていると見受けられます。

 このような中、今まさに大学院の受験シーズンに突入し、先頭を切ってS君が6月25日㈮に福井大学大学院の受験を無事終了し、今は合格発表を心待ちにしています。続いて、7月7日㈬にはMさんの弘前大学大学院入試が差し迫っており、準備は万全で最後の調整に入っている段階です。

 他大学の大学院に進学するということは、単に専門の研究をとおして様々なスキルを身に着けるというだけでなく、その大学大学院の置かれている地域性や文化、そしてそこで出会う先生・大学職員・学生との交流も含めて、今後の生き方を決定するのに大いに役立つと思っています。

 最後に、受験が終わってホッとしているS君、そして受験が目の前に迫ったMさんに一言お願いしてみました。

 

『S君からの一言』

勉強が苦手な私が宮城から離れた地域の国立大学院を受験できたこと自体、非常に恵まれていて、とても貴重な経験でした。この経験が得られたのは東北生活文化大学に入学し、卒業研究を行ったことが全てだと思っています。まだ、合否はわかりませんが、一足先に感謝の気持ちを述べます。本当にありがとうございました。写真は福井の街の様子です^^

 

『Mさんからの一言』

こんにちは、大学院入試がすぐそこまで迫っているMといいます。菅野先生から一言といわれたので、私の今の気持ちについて書こうと思います。私は自分のことを勉強熱心だとか真面目とは縁遠いタイプの人間だと思っていました。そんな私が今大学院への進学を目指して動いているというのはなんだかおもしろいなぁ、人生何があってどうなるかわからなくっていいなぁと思っています。入試も、緊張するけれども楽しみながら行ってこようと思っています。

 

 

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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