服飾文化専攻の授業(全8回)を紹介していきます(毎週金曜日に更新予定)

☆専攻の授業紹介⑧ 「 被服造形実習 」

 こんにちは。今回は、服飾文化専攻科目の「被服造形実習」を紹介します。

 被服造形実習Ⅰ~ⅢはⅠ~3年次での開講の科目です。これらの実習は主に被服の造形(洋服の制作)について学ぶ科目です。

ジャケット
完成作品の披露

 

 実習では、学年により制作するアイテムは異なりますが、制作の流れは一緒です。はじめに、アイテムとデザイン、着用者の体形に合わせてパターンを作ります。次に表地と裏地をパターンに合わせて裁断します。次にミシンで縫製して組み立てていきます。必要に応じて副資材を使用することもあります。

 1枚目の写真は裏地付きのジャケットです。裏地が付くと滑りがよくなり着脱性や着心地が向上します。どのような素材を使って制作するか、素材選びは重要です。2枚目の写真は完成したチェック柄の裏地付きスカートを制作した学生達が履いて披露している様子です。チェック柄の場合には、縫製した時に柄がしっかり合うようにしなければならないので、裁断する際には正確な柄合わせが必要です。

 専攻では、今回紹介した科目の他に、制作に必要なスキルを身につける科目、伝統的な和服を制作する科目等、造形に関わる授業が様々あります。 今回で授業紹介8回シリーズは終了です。ありがとうございました。by井上

 

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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