服飾文化専攻では、4月中服飾講座を配信します。

専攻で学ぶことのできる生活文化や服飾文化、教育等、様々な知識をお伝えしていきます。(毎週月曜・木曜に更新予定)

 

服飾講座①「被服整理」

 被服整理とは、被服の「洗濯・仕上げ・保管」のことで、衣生活の大半を占める分野です。

 被服には皮膚を保護し、清潔に保持する衛生的な役割・性能がありますが、着用中に付着した汚れによってその性能は低下します。このため、被服整理は汚れを除去し、被服の性能を回復することが大きな目的となります。

 汚れを除去する際には、被服の外観や形状を損なうことなく取り扱うことが大切で、取扱い表示に従って、被服地(繊維・材料)と汚れの特徴を把握し適切に取り扱うことが消費者に求められます。一方で、被服を企画生産するファッションビジネスの場面では、消費者に適切な取り扱い方法を示すことが求められます。

 洗濯に使用する洗剤ですが、現在のような洗剤が開発される前は植物の灰を水に浸した灰汁などが使われ、国内では1937年に中性の洗濯用洗剤が初めて市販されました。

 取扱い表示に従って洗濯するのはもちろん、市販の洗濯洗剤の種類と用途(適する被服地)について調べてみて下さい。by 井上

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生文大通信

先輩が入学を決めた理由

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