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服飾文化専攻では、「服飾講座」を配信します。(全8回、5月~7月予定)

専攻の教育・研究に関する生活・服飾、教育等、様々な知識をシリーズでお伝えします。

服飾講座① 被服整理学 「なぜ被服を洗濯?」

 第1回目は被服整理学です。被服整理は洗濯・仕上・保管の事です。

衣生活において被服は着用と洗濯を繰り返します。なぜ被服を洗濯する必要があるのでしょうか。

「被服を使い捨てる?」

毎日被服を捨て続けることは、資源の大量消費と大量廃棄の面で問題です。また、使い捨ての場合には各家庭で沢山の被服の購入と保有、ごみの排出が必要です。ワイシャツ1枚200g、下着100g、ズボン600g・・・毎日着用したものを集めてこれを1週間に1度捨てるとなると、いったいどれだけの量になってしまうのでしょうか。

「汚れた被服は?」

被服の役割の中に、保健衛生的な役割があります。繰り返し着用し洗濯をしないと、汚れが蓄積して外観変化や不快臭の発生につながります。さらに、汚れが付着すると被服の表面が汚れで覆われ、繊維の内部にまで汚れが入り込みます。この結果、吸水性や通気性といった保健衛生的機能が低下します。繊維自体が脆化する(傷んでくる)場合もあります。

「なぜ被服を洗濯?」

被服の汚れを除去し、被服の重要な役割である保健衛生的機能を復活させ、その上で被服を長く大切に使う事につなげる、洗濯の意義はここにあるのです。サスティナブルファッションには適切な被服整理を行う事が不可欠ですね。 by 井上

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