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服飾文化専攻では、5月末~服飾講座(全8回)を配信します。

専攻での教育や研究内容に関連する生活文化や服飾文化、教育分野等の様々な知識をお伝えしていきます。(毎週月曜配信)

服飾講座①「子ども服の安全性」

 第1回目は子ども服の安全性です。子ども服には、リボンやフリルが付いたり、キャラクターがプリントされていたり、愛らしいデザインのものがたくさんありますね。その一方で、東京都の2006年の調査※1によると、子ども服で「ヒヤリ」とした経験がある、と回答した世帯が約7割で、そのうち6人に1人がケガをしたと回答したそうです。データ引用※1.経済産業省HP  https://www.meti.go.jp/

 子ども服の事故につながる原因の一つに、フードやひもがあります。これは、フードやひもそのものによるものではなく、これらがひっかかってしまうことが原因で転倒する等、安全性を脅かすことがあるのです。このような背景から、経済産業省は2015年に子ども服の安全性の規格を定めました。

 規格は「JIS L 4129」で特に子ども服のひもに関する基準です。関心を高めるために規格番号を「よいふく=4129」としています。7歳未満の子ども服には装飾用の引きひもをつけてはならない事等、7歳以上の子ども服では、顔や首回りのひもが垂れ下がらないデザインとする事やひもの長さ等を詳細に定め、規格に従って安全性に配慮した服を企画設計することで、事故を未然に防止することを目指します。

 今回は子ども服の安全性について紹介しましたが、服の購入や制作の際に、デザインや価格、似合うかどうか、これに加えて安全性等の観点も考えて見ましょう。  by井上

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