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シラバス(公開版)

2026年度 

 
  地域創生演習Ⅰ
[ D-3-h-01-1-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 15)
 対象学科:美表1年
 授業形態:演習 学期:前期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 三 浦 忠 士

授業概要
講師自身が2010年度から2025年度までNPO法人職員として参画してきた地域資源を活かしたまちづくりも例として取り上げながら、学生が美術表現を通して地域に主体的に関わっていくことのできる能力を身に付けることを目的とする。
「地域創生演習Ⅰ」では、「地域」や「創生」の意味について実地調査や美術作品の鑑賞を通して考察した上で、芸術分野における地域創生の実践例として「サイトスペシフィック」に分類される作品群を捉え返し、その意味について学ぶ。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
「地域創生」の意義について理解し、第三者にも分かるように説明できるようになる。
 
目標に向かって他者と協働する手法を学び、自身の役割を責任をもって実践できるようになる。
 
自分が感じたことや考えたことを表現する方法について学び、実践するビジョンを持つ。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス
授業内容およびルーブリック評価について説明する
授業中に示された資料やその中で紹介されている関連資料に目を通しておく(事後)
 
2 「地域」を考える①
チャールズ&レイ・イームズの映像作品「パワーズ・オブ・テン」を鑑賞した上で、マクロの視点とミクロの視点の両面から「地域」を考える。
インターネットや図書館等を活用して、チャールズ&レイ・イームズについて調べておく(事前)
 
3 「地域」を考える②
全員で学内を歩きどのような自然資源があるか協力してリサーチする。
学内にどのような自然資源があるか下見をしておく。(事前)
 
4 「地域」を考える③
全員で学内を歩きどのような建造物があるか協力してリサーチする。
学内にどのような建造物があるか下見をしておく。(事前)
 
5 「地域」を考える④
全員で学内を歩きどのような美術作品があるか協力してリサーチする。
学内にどのような美術作品があるか下見をしておく。(事前)
 
6 美術表現における「創生」を考える
アンディーウォーホルや森村泰昌等の作品を鑑賞しながら「はじめてつくること」としての「創生」の意味を考えて、自分の意見をプレゼンテーションする。
授業中に鑑賞した作品やその作者について調べておく(事後)
 
7 芸術表現による「地域創生」を考える①
地域の特性を活かす芸術の分野であるサイト・スペシフィックのうち、先駆的な事例であるロバート・スミッソンやウォルター・デ・マリア等の作品を鑑賞し、自分の意見をプレゼンテーションする。
授業中に鑑賞したサイト・スペシフィックやその作者について調べておく(事後)
 
8 芸術表現による「地域創生」を考える②
サイト・スペシフィックの代表的な作家であるクリスト&ジャン=クロードの梱包芸術を鑑賞し、自分の意見をプレゼンテーションする。
授業中に鑑賞した梱包芸術やクリスト&ジャン=クロードについて調べておく(事後)
 
9 芸術表現による「地域創生」を考える③
第4回でリサーチした学内の建造物のうち好きなものを一つ選び、それに梱包芸術を施したらどうなるか想像した上で、それをスケッチする。
第4回のリサーチの結果を復習しておく(事前)
 
10 芸術表現による「地域創生」を考える④
第9回で描いたイメージスケッチのプレゼンテーション。
自分で描いたイメージスケッチについて説明できるようにしておく(事前)
 
11 芸術表現による「地域創生」を体験する①
サイト・スペシフィックの代表的な作家の一人である川俣正の作品を鑑賞する。
鑑賞した川俣正の作品について詳しく調べておく(事後)
 
12 芸術表現による「地域創生」を体験する②
仙台市沿岸部で制作された川俣正のサイト・スペシフィックを、現地に赴いて鑑賞する。
川俣正は仙台市沿岸部でどんなサイト・スペシフィックを制作したのか下調べしておく(事前)
 
13 芸術表現による「地域創生」を体験する③
②で鑑賞したサイト・スペシフィックが制作された地域の特性を複数のグループに分かれてリサーチする。
仙台市沿岸部の地域性を下調べしておく(事前)
 
14 芸術表現による「地域創生」を体験する④
③のリサーチの結果を踏まえて仙台市沿岸部に制作された川俣正のサイト・スペシフィックの意味をグループに分かれて考え、プレゼンテーションする。
自分のグループの考えと他のグループの考えを総合して、より多角的な視点から川俣正のサイト・スペシフィックの意味を考察する。(事後)
 
15 まとめ 学んだことを整理しておく(事前)
 

履修上の注意
・準備物はそのつど指示する。
・第12回~第14回は校外学習として一日でまとめて実施する。
・校外学習の際は交通費を学生から実費徴収する。

成績評価方法・基準
・出席を含む平常点(授業態度、取り組みの姿勢など)50%、課題50%。課題は授業中にフィードバックを行う。

教科書
・そのつど資料を配布する

参考書
「国立アートリサーチセンター」データベース、独立行政法人国立美術館、2023
https://ncar.artmuseums.go.jp/

備 考
・必修。
・質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付ける。
・授業の進行状況等によって授業計画の修正が生じる場合ある。

 
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