シラバス

大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF)

シラバストップページへ本学ホームページへ

シラバス（公開版）

2025年度　

卒業研究Ⅰ

[ D-3-h-07-5-4 ]

単位（総授業時間数＋自習時間）：6（180 + 60）

対象学科：美表４年

授業形態：演習　学期：前期　必・選：必修

美術表現学科専攻科目

落　合　里　麻

授業概要

　4年間の集大成に相応しい作品を制作する。社会や身の回りの問題解決のためのデザイン、もしくは暮らしを快適にするためのデザインについてリサーチを行い、研究テーマを各自で設定させる。研究テーマを基に作品の外観のデザインとコンセプトを決定し、具体的な計画を立てる。マケットを複数制作し、細部の形状も含めてデザインを検討する。機能性や耐久性についても考慮し、使用する材料や加工方法を決定させる。実寸大で制作図と部材図を描き、形状と構造をより明確にしてから本制作に臨む。授業担当者の実務経験を活かして指導する。

授業の到達目標

学位授与の方針との関連

①

②

③

④

⑤

⑥

⑦

⑧

⑨

問題を見つけ出し、解決に繋がるデザインを考案できる

デザインを形にする方法を自ら考え、計画的に進めることができる

授業計画

回

内容

自習（事前・事後学習の内容）

1回　ガイダンス、年間計画を立てる

リサーチを始める

2～3回　リサーチを行い、研究テーマを検討する

リサーチの結果をまとめ、研究テーマを決める

4～6回　コンセプトと外観のデザインを検討する

コンセプトを複数考える

7～9回　マケットを制作する

マケットを複数制作する

10～11回　マケットを元に機能性を検討する

マケットを比較する

12～14回　外観のデザインと機能性のバランスを検討する

優先順位や関係性を書き出して比較する

15～17回　材料の特徴を調べ、検討する

材料のサンプルを用意する

18～21回　テクスチャーの実験を行い、検討する

テクスチャーのサンプルを作る

22～24回　細部のデザインを検討する

細部のデザインを決定する

25～28回　制作図を描く

参考書で製図法を確認し、制作図を進める

29～31回　部材図を描く

部材図を完成させる

32～33回　制作（材料に墨付け、転写し、部材を作る）

全ての部材に墨付け、転写する

34～41回　制作（部材を作る）

部材を完成させる

42～44回　制作（部材を組み立てる）

部材の接合部を調整する

45回　プレゼンテーション

卒業研究Ⅱに向けて準備をする

履修上の注意

・材料・道具類は自分で購入すること。
・プロダクトデザインⅠ～Ⅳを履修し、単位を修得していること。

成績評価方法・基準

課題80％、授業態度20％で評価する。
授業内、講評会にてフィードバックを行う。

教科書

特に定めない。

参考書

随時紹介する。

備　考

質問等については、授業内あるいはオフィスアワーに受け付ける。