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シラバス(公開版)
| 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60) |
| 対象学科:服専1年 |
| 授業形態:講義 学期:前期 必・選:必修 |
| 服飾文化専攻科目 |
| 伊豆田 友 美 |
| 授業概要 |
| 私たちの身の回りには様々な繊維が様々な用途で使用されている.はじめて被服材料である繊維を学ぶ学生に対し,繊維に関する基本的な特徴と性能,それを活かした用途について教授する.まず,繊維の基本物質である高分子の化学構造及び合成、高分子特有の性質、結晶性及び非晶性高分子の構造と物性の関係について教授する.次に,最古から利用されてきた繊維から最先端の高機能繊維までについてて解説します.主に被服素材に使用される繊維についての構造と性質を分子・微細構造的形態的に教授する.同時に,天然及び合成繊維の特性や製造方法などを教授する.最後に,高分子と環境問題や環境対応型繊維について解説します. |
| 授業の到達目標 |
| 学位授与の方針との関連 | ||||||||||
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| ・繊維の基本的知識を十分に理解する. |
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| ・商品企画,製造,販売,品質管理,消費などに活用できる応用力を身につける. |
| 授業計画 |
| 回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
| 1 | 授業概要,繊維とは? | 暮らしの中の繊維について考察する.配布されたプリントを精読する. |
| 2 | 高分子の構造・性質① 分子構造,凝集構造,配向,結晶と非晶 | 高分子ついて考察する.配布されたプリントを精読する.教科書「46~47頁に目を通す. |
| 3 | 高分子の構造・性質② 熱的性質,力学的性質,化学的性質 | 配布されたプリントを精読する.教科書1~18頁に目を通す. |
| 4 | 繊維の種類と分類 | 教科書1~18頁を精読する. |
| 5 | 繊維の構造(繊維の形態) | 教科書1~18頁を精読する.教科書18~35頁に目を通す. |
| 6 | 繊維の性質(力学的性質,化学的性質) | 教科書18~35頁を精読する.教科書8~10頁に目を通す. |
| 7 | 植物繊維 | 教科書8~10頁を精読する.教科書10~12頁に目を通す. |
| 8 | 動物繊維,鉱物繊維 | 教科書10~12頁を精読する.教科書12~14頁に目を通す. |
| 9 | 再生繊維 | 教科書12~14頁を精読する.教科書15頁に目を通す. |
| 10 | 半合成繊維 | 教科書15頁を精読する.教科書15~18頁に目を通す. |
| 11 | 合成繊維 | 教科書15~18頁を精読する.自身が着用している衣服の繊維の種類と性質について考察する. |
| 12 | 高機能繊維 | 配布されたプリントを精読する.教科書「第3部」177~188頁に目を通す.被服の消費と廃棄について考察する. |
| 13 | 環境対応型繊維,繊維のリサイクル | 教科書「第3部」177~189頁を精読する.自身が着用している衣服の繊維の種類と性質について考察し,レポートを作成する. |
| 14 | 被服材料の性質 | 自身が着用している衣服の繊維の種類と性質について考察し,レポートを作成し,提出する. |
| 15 | 総括 | これまでの学習内容を振り返る. |
| 16 | 本試験 | 全ての範囲の学習内容の理解度を確認する. |
| 履修上の注意 |
| 授業終了時に小テストを行うので振り返りを大切にする.事前事後には指定教科書に目を通すこと. |
| 成績評価方法・基準 |
| 期末試験(50%)と平常点・受講態度(50%)(毎回行う小テストとレポート等総合的に判断する)で評価します.小テストについては、次回の授業内でフィードバックとします. |
| 教科書 |
| 繊維製品の基礎知識シリーズ第1部 日本衣料管理協会 入学時購入済 |
| 参考書 |
| 授業前にプリントを配布する. |
| 備 考 |
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必修 質問等は授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける.評価と実験の進め方は1回目の授業で説明する.5回を超えて欠席した者は評価の対象としない. |
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