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シラバス(公開版)

2023年度 

 
  子どもと人間関係
[ B-3-c-11-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(15 + 30)
 対象学科:子専2年
 授業形態:演習 学期:前期 必・選:選択/幼免(必)/保育(必)
 子ども生活専攻科目
 大瀬戸 美 紀

授業概要
 子育て支援に関する政策の必要性が社会に広く認識されつつある。そこで、現代の幼児を取り巻く人間関係の特徴について説明し、その上で幼児期の人間関係の発達について、その発達段階から概説し、その上で主にケースワークを使って現代の子どもをとり巻く人間関係の問題について解説をしていく。保育場面で応用できるような事例を多く使い、保育のイメージがわきやすいようにする。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
領域「人間関係」の指導の基盤となる、幼児の人と関わる力の育ちに関する専門的事項についての知識を身に付ける。
0.2 0.1 0.5 0.2
 
子どもの発達と人間関係の変化を知ることで、最善の援助について考える。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1
オリエンテーション:保育内容「人間関係」とは
授業の内容を把握し、今後の授業計画について知る。
 
2 子どもをとり巻く人間関係について
学習内容を復習し、分からなかったところを把握する
 
3 幼稚園や保育所、こども園で保育者に求められるもの
自分の保育観をあらかじめまとめておくこと
 
4 子どもの発達と人間関係:子ども同士で育て合う
学習内容を復習し、分からなかったところを把握する
 
5 子どもの発達と人間関係:保護者とともに育てる
人間関係の発達過程について自分で調べること
 
6 子どもの発達と人間関係:親がつながる子育て支援①
保育所の役割について自分で調べること
 
7 子どもの発達と人間関係:親がつながる子育て支援②
子育て支援について自分で調べること
 
8 子どもの発達と人間関係:地域における子育て支援
子育て支援に関する社会資源を自分で調べること
 
9 0~2歳児とのかかわり:集団を作る教材とその取り上げ方
0~2歳児の発達過程を調べておくこと
 
10 3~5歳児とのかかわり:集団を作る教材とその取り上げ方
3~5歳児の発達過程を調べておくこと
 
11 保育者に求められる援助の視点:自立に向けて
子どもの自立についてあらかじめテキストに目を通しておくこと
 
12 保育者に求められる援助の視点:協同に向けて 学習内容を復習し、分からなかったところを把握据える
 
13 保育場面での気になる子どもへのかかわり:ケース①
主に発達障害について自分で調べること
 
14 保育場面での気になる子どもへのかかわり:ケース②
前回の授業内容を復習すること
 
15 まとめ 今までの学習内容を振り返り、さらに理解を深める
 
16 期末試験(レポートによる) 今まで学習したことについて、自分でまとめて振り返り、期末試験を通して、課題を発見する。
 

履修上の注意
ケーススタディが中心となってくるので、関連のあるデータや事例などを事前に調べた上で、授業に臨ん
でもらいたい。

成績評価方法・基準
平常点(50%)、期末試験(50%)で総合的に評価する。平常点については、授業に中に発表したりするなどの積極的な授業への参加態度を高く評価する。期末試験は添削して返却する。

教科書
テキスト
授業前にプリント及び資料を配布する

参考書
参考書・参考資料等
〔幼稚園教育要領開設〕〔文部科学省〕〔フレーベル館〕〔240円〕,〔保育所保育指針解説〕〔厚生労働省〕〔フレーベル館〕〔320円〕,〔幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〕〔総務省・文科省・厚労省〕〔フレーベル館〕〔350円〕

備 考
質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワーに受け付ける。

 
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