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シラバス(公開版)

2023年度 

 
  論文演習Ⅱ
[ D-3-f-12-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:美表2年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 瀬 戸 典 彦

授業概要
 「論文演習Ⅱ」は、「論文演習Ⅰ」既履修者を対象とし、卒業論文の執筆を想定して提供される演習科目である。日本、外国の美術文化の歴史と現状を踏まえ、未来の文化のあるべき姿を思い描く構想力の開発をめざし、第三者が過去に発表した美術・文化に関する学術論文等の読解からスタートし、その内容に関する評価を課す。また、評論文の執筆をとおし、評価の客観性に関する検証を促す。さらには、受講者に発表の機会を与えることよって、プレゼンテーション力及びディスカッション力等のコミュニケーション力の育成を図る。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
論文等を読解することができる。
0.6 0.4
 
読解した内容を概念化し、自身の言葉で説明することができる。
 
自身の評価基準を設定し、その基準に沿ってエッセイ・論文の論旨を構築することができる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 オリエンテーション:
「美術界の定説のいろいろ」
ワークシート①記入
 
2 事例研究(美術界の定説についてー絵画)-調査1 
調査状況の報告書(画家編)
 
3 事例研究(美術界の定説についてー彫刻)-調査2
調査状況の報告書(彫刻家編)
 
4 事例研究(美術界の定説についてー工芸・デザイン)-調査3
調査状況の報告書(工芸家・デザイナー編)
 
5 事例研究(美術界の定説についてー絵画でも彫刻でも工芸でもデザインでもない美術に関する)-調査4
調査状況の報告書(その他)
 
6 事例研究 定説に関する考察
ワークシート:挑戦すべき定説の存在について
 
7 事例研究 定説評価
ワークシート:挑戦すべき定説の見極め(評価基準の策定)
 
8 事例研究 定説に関する発表
プレゼン準備(資料作成)
 
9 事例研究 論文執筆1(定説の否定・序章)
序章執筆
 
10 事例研究 論文執筆2(定説の否定・本文/前半)
本文/前半執筆
 
11 事例研究 論文執筆3(定説の否定・本文/後半)
本文/後半執筆
 
12 事例研究 論文執筆4(定説の否定・終章)
終章執筆
 
13 事例研究 論文執筆5(定説の否定・参考文献)
参考文献作成準備・修正
 
14 事例研究 論文集読解(定説の否定)
自己評価表記入
 
15 プレゼンテーション チェックリスト記入(定説の否定)
プレゼン評価表の記入
 

履修上の注意
毎回、課題を提示する。
30分を超える遅刻については欠席扱いとする。30分以内の遅刻については、欠席1/3回とみなす。

成績評価方法・基準
提出課題の内容:100%(フィードバックを行う) 

教科書
その都度、資料を配布する。

参考書
その都度、資料を配布する。

備 考
オフィスアワー:2時間/1週(曜日/時間については、初回授業の際に連絡する)
コロナウィルス感染拡大等の影響により当該シラバスに沿った授業の継続が困難となった場合は、シラバスを変更する。

 
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