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シラバス(公開版)

2023年度 

 
  プロダクトデザインⅢ
[ D-3-d-11-3-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30)
 対象学科:美表3年
 授業形態:実技 学期:前期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 落 合 里 麻

授業概要
 宮城県内の企業と協力し、産学連携の取り組みを行う。企業が生産する食品を魅力的に見せるための食器をデザインし、木材を使って形にする。材料の特性や機械を使った加工方法について教授し、デザインと材料の関係性について理解させる。デザインの検討段階では、紙やスタイロフォームを使って試作を何度も行った上で本番の材料で制作させる。企業の担当者に向けたプレゼンテーションを通して、デザインの魅力や生産工程を他者にわかりやすく伝え、発信できる力を身につけさせる。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
木材の加工技術を理解する
 
食品と食器の美しいバランスを提案できる
 
使う立場と作る立場の両方の視点で材料(樹種)を選択できる
 
自らのデザインを他者に的確に伝えることができる
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス、課題内容説明 様々な視点でテーマについて考える
 
2 アイディアスケッチ、デザインを検討する デザインを複数描き出す
 
3 紙やスタイロフォームで立体的に検討し、マケットを制作する マケットを制作する
 
4 マケットを制作する マケットを完成させる
 
5 意見交換を行い、デザインを決定する 制作工程の計画を立てる
 
6 材料(樹種)の特徴を調べ、検討する 材料(樹種)を確定し、購入する
 
7 加工方法を学ぶ 加工方法についてノートにまとめる
 
8 制作図を描く 制作図を完成させる
 
9 材料に転写し、機械加工の準備をする 加工の手順を確認する
 
10 材料を加工する 道具のメンテナンスを行う
 
11 材料を加工する 道具のメンテナンスを行う
 
12 微調整、仕上げを行う 細部まで美しく仕上げる
 
13 塗装、制作工程をまとめる 塗装後に細部を調整し、完成度を上げる
 
14 プレゼンボードを制作する プレゼンボードを完成させ、印刷する
 
15 プレゼンテーション、意見交換、講評 プレゼンと意見交換から学んだ内容をまとめる
 

履修上の注意
・授業内で指示する材料・道具類は自分で購入すること。
・授業外の時間を使って制作を進めること。
・生産現場の見学を行う(日時は授業中に指示する)。
・プロダクトデザインⅠ・Ⅱを履修し、単位を修得していること。

成績評価方法・基準
課題70%、授業態度(材料、道具の準備、整頓、清掃等を含む)30%で評価する。
授業内、講評会にてフィードバックを行う。

教科書
特に定めない。

参考書
〔デザインを学び始めた人のためのデザイン製図〕〔青木英明 他〕〔(株)ボーンデジタル〕〔2,500円+税〕

備 考
質問等については、授業内あるいはオフィスアワーに受け付ける。

 
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