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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  給食管理基礎演習Ⅰ
[ A-3-g-06-2-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:食専1年
 授業形態:演習 学期:後期 必・選:選択/栄(必)
 食物栄養学専攻科目
 益 田 裕 司

授業概要
 2年次の校外実習に向けた心構えや実務について概説する。また2年生による校外実習報告会に参加する。更に本授業では保育園・給食センター・病院などの給食施設を赴き、施設見学を通して該当する給食施設の特性を直接学びとる。給食展示会の見学では、給食施設で実際に使用されている加工食品の利用法について、栄養まつりの見学では、栄養士として地域社会への貢献やその活動状況等を知ることができる。これらの見学を通して、栄養士の多様性を学び、実際に施設で働く栄養士の給食管理業務について理解を深められるよう教員の現場経験を取り入れた視点で講義を行う。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
各施設で活躍する栄養士の責任と役割を理解することができる。 3,4,5
 
安全で衛生的な食事の提供に必要な環境を理解できるようになる。 3,4,5
 
地域社会との連携の重要性が理解できるようになる。 4,6
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 施設見学の意義・目的 シラバスの内容を理解し今後の授業に備える
 
2 校外実習先の説明・希望調査・実習内容や流れについて 実習先で学べる内容を理解しておく
 
3 挨拶の練習 身だしなみチェック 報告書・お礼状について 実習に必要な身だしなみやマナー、ルールを理解する
 
4 各施設への見学事前準備(施設の特徴や学習に必要な着眼点など) 施設の特徴を理解し、目的をもって見学する
 
5 保育園見学 見学後レポートを提出する
 
6 セントラルキッチン見学 見学後レポートを提出する
 
7 病院見学 見学後レポートを提出する
 
8 栄養まつり見学(日本栄養士会主催) 見学後レポートを提出する
 
9 施設見学後指導 校外実習に向けた対策と準備 見学時に配布された資料等を復習する
 
10 給食施設献立の要点確認 献立作成に必要な情報を確認する
 
11 給食施設献立の作成(基礎) 栄養基準に沿った献立の作成
 
12 給食施設献立の展開方法(応用) 連続した献立の作成練習
 
13 給食施設献立の完成 総合的に基準(条件)を満たした献立を完成させる(試験として評価する)
 
14 校外実習報告会①(2年生前半グループ)への参加 校外実習に向け自分の課題を検討する。
 
15 校外実習報告会②(2年生後半グループ)への参加 校外実習に向け自分の課題を検討する。
 
16 期末試験(提出課題による) これまでの学習をよく理解しておくこと。
 

履修上の注意
本科目への取り組み状況(提出物・遅刻・欠席・受講態度(積極性)など)によっては2年次の校外実習が出来ないことがある。また、各施設においては、心構え、身だしなみに十分注意すること。遅刻3回で欠席1回とする。また見学では、遅刻は認められず欠席扱いとなる場合もあるため十分に注意すること。

成績評価方法・基準
平常点50%(平常点は、授業への参加状況および受講態度(積極性)で総合的に判断する。)期末試験20%、レポート30%(必ず提出すること。未提出がある場合は、評価の対象としないことがある。提出したレポートは評価して返却する。)

教科書
〔管理栄養士・栄養士になるための国語表現〕〔萌文書林〕〔1,800+税〕

参考書
〔給食の運営 給食計画・実務論 第5版〕〔富岡和夫〕〔医歯薬出版〕〔2,800+税〕

備 考
見学等の時期に関しては施設や行事の都合上、変動があります。
新型コロナウイルスの感染状況により対象施設の見学が行えない場合もあります。
質問等については、授業終了後あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付けます。

 
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