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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  栄養指導論実習
[ A-3-f-03-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 45)
 対象学科:食専2年
 授業形態:実習 学期:前期 必・選:選択/栄(必)
 食物栄養学専攻科目
 木 下 ゆ り

授業概要
栄養指導論Ⅰ・Ⅱで学修した知識・理解をもとに、個人と集団を対象とした栄養指導を実践的に学ぶ授業である。個人指導では共感や傾聴などコミュニケーション能力を身に付ける。集団指導では、課題の発見、計画書・教材作成、発表、評価を行う。教員の管理栄養士としての実務経験(病院、在宅医療、NPO、国際協力、食育)を活かして、実践例を紹介しながら授業を進める。アクティブラーニング型式(グループ討議、プレゼンテーション、地域と連携した実践・評価、ロールプレイング)で行う。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
栄養指導の知識と技術を活用し、指導計画・実施・評価することができる。 2,4,6
 
個人栄養指導の特徴を理解し知識・技能・態度を実践できる。 2,4,6
 
集団栄養指導の特徴を理解し知識・技能・態度を実践できる。 2,4,6
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 地域課題と栄養教育① 課題の発見・分析・ニーズ把握(グループ討議) 事前:シラバスを読んでわからない言葉について調べる
事後:地域課題について調べる
 
2 地域課題と栄養教育② 献立作成(グループ討議・作業) 事前:対象者の嗜好・状況について調べる
事後:献立の栄養計算をして修正する
 
3 地域課題と栄養教育③ 試作1回目(グループ討議・作業) 事前:各自で試作して献立を修正する
事後:最終献立の栄養計算をする
 
4 地域課題と栄養教育④ 試作2回目・プレゼンテーション練習(グループ討議・作業) 事前:プレゼンテーションの素材を集める
事後:発表資料の修正と練習
 
5 地域課題と栄養教育⑤ プレゼンテーション・評価 事前:プレゼンテーションのリハーサル
事後:評価を参考に献立・資料を修正する
 
6 集団指導① ライフステージ別の課題・情報収集 事前:教科書の該当箇所をよく読む
事後:対象者の状況・課題について詳しく調べる
 
7 集団指導② 栄養教育計画書・教材作成 事前:対象者に適した教材・方法を調べる
事後:計画書を仕上げる
 
8 集団指導③ 教材(媒体)作成 事前:教材作成に必要な材料・方法を調べる
事後:教材を仕上げる
 
9 集団指導④ 教材(媒体)練習 事前:教材を使って練習する
事後:教材とシナリオの修正し練習する
 
10 集団指導⑤ プレゼンテーション・評価 1回目 事前:最終の計画書・教材・シナリオを準備する
事後:プレゼンテーションの練習を繰り返し行う
 
11 集団指導⑥ プレゼンテーション・評価 2回目 事前:評価基準を確認し準備する
事後:他の人の発表を参考に自分の発表を修正する
 
12 集団指導⑦ プレゼンテーション・評価 3回目 事前:他の人の発表を参考に繰り返し練習する
事後:評価を参考に自分の教材等を修正する
 
13 集団指導についてふりかえり 事前:集団指導の教材を修正する
事後:レポートを作成する
 
14 多職種との連携 事前:関連職種について調べる
事後:レポートを作成する
 
15 個人指導  栄養相談ロールプレイング(基礎) 事前:症例についてわからない点を調べる
事後:ワークシートを完成させて提出する
 
16 期末試験 事前:期末試験の範囲を勉強する
事後:試験でわからなかった点を調べて復習する
 

履修上の注意
グループ討議やロールプレイングには積極的に参加すること。30分以上の遅刻は3回で1回の欠席とする。授業中に配布したプリントはファイルし、毎回の授業に持ってくること。

成績評価方法・基準
課題発表50%(地域課題20%、集団指導20%、個人指導10%)、期末試験40%、取り組み10%(提出状況、予習・復習の状況など)をもとに総合的に判断する。プレゼンテーションの評価は学生全員や学内外の専門分野関係者を交えて行い、発表者にフィードバックする。ルーブリック評価については第1回目の授業で説明する。

教科書
教員が授業中にプリントを配布する

参考書

備 考
質問については授業後か、授業中またはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付ける。

 
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