大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ

シラバス(公開版)

2022年度 

 
  ライフステージ栄養学実習Ⅱ
[ A-3-e-06-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 45)
 対象学科:食専2年
 授業形態:実習 学期:前期 必・選:選択/栄(必)
 食物栄養学専攻科目
 木 下 ゆ り

授業概要
各ライフステージ(新生児期、乳児期、幼児期、学童期、思春期、妊娠期、成人期、更年期、高齢期)における、対象者の身体・心理・環境などを理解し、より良く生きるための栄養とそれに適した献立について、調理・試食を行う。後半はアクティブラーニング型式(個人・グループで献立作成と料理教室の企画・運営)行う。実践を含む栄養ケア計画のPDCAを通して、各世代の健康・栄養問題への理解を深め、実践力を身に付ける。教員の管理栄養士としとしての実務経験(病院、在宅医療、NPO、国際保健、食育・栄養指導)を活かして授業を進める。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
各ライフステージに適している献立がどのように作成されているかを理解
できるようになる。
2,4
 
各ライフステージに適した栄養管理の考え方と方法を総合的に理解できる
ようになる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 オリエンテーション
学生献立の計画(グループ討議)
事前:シラバスを読みわらかない点を調べる。
事後:自分が担当する献立について計画を立てる。
 
2 乳児期の栄養ケア(調乳)(離乳食 初期・中期)
モデル献立【調理実習1回目】
事前:予定献立の手順をノートにまとめる。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
3 乳児期の栄養ケア(離乳食 後期・完了期)
モデル献立【調理実習2回目】
事前:予定献立の手順をノートにまとめる。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
4 乳児期の栄養ケアの振返り
学生献立の準備(グループ討議)
事前:担当するテーマ(献立)について調べる。
事後:担当するテーマの献立作成を行う。
 
5 学童期の栄養ケア
モデル献立【調理実習3回目】
事前:予定献立の手順をノートにまとめる。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
6 成人期・更年期の栄養ケア
モデル献立【調理実習4回目】
事前:予定献立の手順をノートにまとめる。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
7 学童期・成人期・更年期の栄養ケアの振返り
学生献立の準備・発注作業(グループ討議)
事前:教科書の該当箇所を復習する。
事後:担当する献立の発注作業を終える。
 
8 学生献立の準備・進め方・配布用レシピ作成(グループ討議) 事前:担当するテーマ(献立)の配布資料を作成する。
事後:リハーサルを行う。
 
9 妊娠期の栄養ケア
学生献立(料理教室の実践・プレゼンテーション)
【調理実習5回目】
事前:教科書の妊娠期の栄養ケアを読んで予習する。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
10 幼児期の栄養ケア
学生献立(料理教室の実践・プレゼンテーション)
【調理実習6回目】
事前:教科書の幼児期の栄養ケアを読んで予習する。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
11 学童期の栄養ケア
学生献立(料理教室の実践・プレゼンテーション)
【調理実習7回目】
事前:教科書の学童期の栄養ケアを読んで予習する。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
12 高齢期の栄養ケア
学生献立(料理教室の実践・プレゼンテーション)
【調理実習8回目】
事前:教科書の高齢期の栄養ケアを読んで予習する。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
13 妊娠期の栄養ケアの栄養ケア
学生献立(料理教室の実践・プレゼンテーション)
【調理実習9回目】
事前:教科書の妊娠期の栄養ケアを読んで予習する。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
14 特殊環境下(ストレス)での栄養ケア
学生献立(料理教室の実践・プレゼンテーション)
【調理実習10回目】
事前:教科書の特殊環境下(ストレス)の栄養ケアを読んで予習する。
事後:調理実習の振り返りをノートにまとめる。
 
15 ふりかえり 事前:提出するノートの内容を点検をする。
事後:授業の内容を復習する。
 
16 期末試験 事前:試験の出題範囲を勉強する。
事後:試験でわからなかった点を復習する。
 

履修上の注意
グループで行う学生献立実施のための話し合い、献立作成、料理教室運営には、積極的に参加し協力し合うこと。30分以上の遅刻は3回で1回の欠席とする。調理実習用のノートに献立の予習と振返りを記入する。授業中に配布したプリントはファイルし、毎回の授業に持ってくること。

成績評価方法・基準
ノート提出20%、テーマ別学生献立発表30%、期末試験40%、取り組み10%(提出状況、予習・復習の状況)をもとに総合的に判断する。献立・レポートの採点基準は、授業の最初に明示し、授業中の実践を通してフィードバックする。ルーブリック評価については第1回目の授業で説明する。

教科書
1年後期のライフステージ栄養学実習Ⅰで購入した教科書のため買わなくてよい
〔応用栄養学実習ワークブック 第3版〕〔山本由喜子・北島幸枝 編〕〔みらい〕

参考書
〔新ビジュアル食品成分表〕〔大修館書店〕〔1,100円〕

備 考
欠席した場合は、指定された教科書の範囲を学習して補うこと。質問については授業中や授業後、またはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付ける。

 
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved.