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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  社会的養護Ⅱ
[ B-3-c-25-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:子専2年
 授業形態:演習 学期:前期 必・選:選択/保育(必)
 子ども生活専攻科目
 米 川 純 子

授業概要
 社会的養護は、子どもの権利擁護を基本とし、子どもの安全・安心な生活を守ることや心的ケアあるいは自立支援を目標において展開されている。この中で保育者に期待される社会的役割や必要とされる基礎的知識を理解する。
 また、施設養護や家庭養護の具体的な内容や実践について学ぶことにより、施設保育士の職務内容が多岐にわたることを理解する。要保護児童対策地域協議会での実務経験を活かし、施設実習にための具体的な基礎的専門知識・技術の習得を目指す。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
社会的養護の実践に関する基礎知識・技術を身に付ける。 3,4
 
社会的養護の中で保育士に求められている社会的な役割を理解する。 3,4,5
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 オリエンテーション            当該科目の授業内容・計画について理解する。
 
2 現代の児童問題                 学習内容を復習し、理解を深める。
 
3 児童養護の理念と施設養護の原則         学習内容を復習し、理解を深める。
 
4 施設養護の内容と実際              施設養護の概要を知り、適切な役割を学ぶ。
 
5 乳児院における養護の実際            施設実習に向けて具体的な職務内容を知る。
 
6 母子生活支援施設における養護の実際       施設実習に向けて具体的な職務内容を知る。
 
7 児童養護施設における養護の実際         施設実習に向けて具体的な支援方法を知る。
 
8 児童自立支援施設における養護の実際       施設実習に向けて具体的な職務内容を知る。
 
9 障害者通所施設における養護の実際        施設実習に向けて具体的な支援方法を知る。
期末試験の内容について解説を聞き、理解を深める。
 
10 期末試験               学習内容を振り返り、さらに理解を深める。
 

履修上の注意
授業への取り組み(受講態度・課題提出)を重視します。提出物の期限は厳守します。欠席が1/3以上の者には単位を認定しません。遅刻は20分までとし、それ以降は欠席とします。遅刻2回で1回の欠席とします。

成績評価方法・基準
グループエンカウンターなどの積極的な取り組みや、授業内で出される課題への取り組み状況などの授業への取り組み態度(50%)、第10講座に行われる期末試験(50%)で総合的に評価します。課題や試験の結果は機会を設けてフィードバックします。

教科書
適宜、授業中に関係資料を配布します。

参考書
適宜、授業中に参考書の紹介をします。

備 考
質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付けます。

 
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