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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  教育・保育制度論
[ B-3-a-09-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(15 + 30)
 対象学科:子専2年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択/幼免(必)
 子ども生活専攻科目
 山 沢 智 樹

授業概要
 本講義の内容は、まず①日本の教育および保育の制度を法律、理念、歴史、体系などの視点から解説し、その現状と課題を明らかにする。そのうえで②日本の教育・保育を取り巻く社会的状況や、最新の政策動向を講義する。その後、諸外国の子育て支援政策や幼児教育・保育の政策、特徴を取り上げ、日本との制度的・政策的違いを紹介し、学生同士の話し合いや発表の時間を設けながら良い点・悪い点を考察する。最後に③園の安全のために求められることを、法律や実際の事例、政府から出されているガイダンスなどを用いて解説し、安全教育の在り方についても議論する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
教育・保育に関する制度の基礎知識を習得する。 1,3
 
社会と教育・保育の関連を理解し、日本と諸外国の政策動向を理解する。 2,6
 
園の安全を守るために必要な具体的な取り組みを理解する。 3,4,5
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 オリエンテーション:制度の意味と学ぶ意義 シラバスを確認し、学習内容を見通す。
 
2 教育制度の基礎と課題:法的枠組みと体系 配布資料を読んでくる/配布資料を読む
 
3 保育制度の基礎と課題:法的枠組みと体系 配布資料を読んでくる/配布資料を読む
 
4 教育・保育を取り巻く社会的状況①子どもの貧困と支援制度 配布資料を読んでくる/配布資料を読む
 
5 教育・保育を取り巻く社会的状況②学童保育の制度 配布資料を読んでくる/配布資料を読む
 
6 教育・保育を取り巻く社会的状況③近年の政策動向 配布資料を読んでくる/配布資料を読む
 
7 日本と諸外国における子育て支援制度の現状と課題 配布資料を読んでくる/配布資料を読む
 
8 園の安全を守るために 配布資料を読んでくる/配布資料を読む
 
9 レポート作成 レポートに書くテーマを考えてくる/レポート内容を振り返る
 

履修上の注意
授業中の課題をしっかり行うこと。配布資料が多いので、ファイリングをして失くさないようにすること。

成績評価方法・基準
・平常点50%(リアクションペーパーの内容、課題、参加態度)、期末レポート50%
・各回の授業でのリアクションペーパーおよび課題については、次回の授業の冒頭でフィードバックする。
・レポートについては、課題におけるポイント解説を配布することでフィードバックとする。

教科書
適宜、プリントを配布する。

参考書
〔未来を創る教育制度論[改訂版]〕〔川口洋誉・中山弘之編著〕〔北樹出版〕〔2,200円〕
〔だれのための保育制度改革〕〔中山徹〕〔自治体研究社〕〔1,300円〕
〔保育白書2021年版〕〔全国保育団体連絡会・保育研究所編〕〔ちいさいなかま社〕〔2,700円〕
〔子ども白書2021〕〔日本子どもを守る会編〕〔かもがわ出版〕〔2,800円〕

備 考
質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付けます。

 
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