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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  博物館資料論
[ K-5-a-04-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専2年・美表2年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:選択
 博物館に関する科目
 菊 地 逸 夫

授業概要
本科目は学芸員資格取得における文部科学省令の定める博物館に関する科目「博物館資料論」である。
授業では、文化財と博物館の関わりや博物館における資料の意義と資料の活用方法について学ぶもので、学芸員に必要な博物館資料に関する基礎知識(博物館資料の収集・整理・保存などに関する知識や技術、調査研究の意義や内容)について講座を通して理解・習得する。また博物館資料に対する理解を深めるため、実物資料(浮世絵や絵画資料)から歴史を読み取る演習を行う。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・博物館資料の基礎的な知識を身に着ける。
 
・博物館資料の整理・保存・活用や文化財について理解できる。
 
・博物館資料の基本的な取り扱いを理解できるようになる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 授業の概要説明  これまで見学した博物館の特徴を理解する
 
2 博物館資料とは 配布資料から資料の意義や種類を復習する
 
3 博物館資料の収集 資料収集の意義や目的についてまとめる
 
4 文化財と博物館 文化財と博物館の関係についてまとめる
 
5 文化財の種類と身近な文化財 県内の指定文化財について調べておく
 
6 埋蔵文化財について 県内の遺跡や貝塚・古墳について調べておく
 
7 博物館とコレクション資料 博物館とコレクション資料の関係をまとめる
 
8 博物館資料の管理 博物館資料の管理用法についてまとめる
 
9 資料の公開・展示 資料の展示や公開の意義についてまとめる
 
10 博物館資料の保存と修復について 資料の保存・修復についてまとめる
 
11 博物館におけるレプリカについて レプリカの意義についてまとめる
 
12 博物館資料の取り扱いや資料の輸送 博物館資料の取り扱いについてまとめる
 
13 鏡の資料化(拓本と資料カードの作成) 拓本から資料カードを作成する(レポート)
 
14 美術資料の見方①(絵巻や絵画から歴史を読む) 資料から読み取れる内容をまとめる(レポート)
 
15 美術資料の見方②(浮世絵から歴史を読む) 資料から読み取れる内容をまとめる(レポート)
 

履修上の注意
資格教科であるため出席を重視する。レポートの提出は必須。

成績評価方法・基準
授業に対する意欲と姿勢(特に出席状況は重視)50%、レポート50%

教科書
なし

参考書
なし

備 考
・授業の際に資料を配布する。
・感染症等の流行により、非対面式授業となる場合は配布資料に対してのレポート提出という形となる。その場合は、授業の順番・内容についても変更する場合がある。
・質問等については授業終了時に受け付けます。

 
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