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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  美術特別講義Ⅱ
[ D-3-g-10-1-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(15 + 30)
 対象学科:美表1年
 授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 伊 藤 恵 夫

授業概要
造形表現に必要となる人体の構造についての基礎的知識を解説する。
人体に関する知識を十分理解できるようにするとともに、実際に造形表現された作品についてその表現法などを美術解剖学的な立場から紹介する。扱う内容は、頭部の骨格、頭部の筋、体幹の骨格、頸部と体幹の筋、体肢の骨格と筋、プロポーション等である。
また、人体のみならず可動人形、動物および植物、天象(水や炎など)の表現についても美術解剖学的な視点から解説し、折紙等を用いて生物のバランスについても解説する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
人体の構造について理解を深め、造形作品の制作に応用できる。 1,4
 
人体について、観察・理解・効果・表現を実践することができる。 3,4,7
 
造形表現されたカッコイイ嘘について美術解剖学的に分析できる。 3,8,9
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 美術解剖学概論、プロポーション 好きなキャラ等のプロポーションを測っておく
 
2 頭部の骨と筋 頭の骨と筋の図、イラストを収集しておく
 
3 人体の構造と可動人形 人体と可動人形の違いを考えておく
 
4 体幹の骨と筋、乳房 体幹の骨と筋の図を収集しておく
 
5 日本の伝統工芸:折紙、生物のバランス 折紙の作例の図を収集しておく
 
6 体肢の骨と筋 体肢の骨と筋の図を収集しておく
 
7 コントラポスト、ジョジョ立ち コントラポストの作例を探しておく
 
8 天象美術解剖学、講評 風や炎などを造形表現した作例を探しておく
 

履修上の注意
教室内では携帯電話・スマートフォンの電源は切る。飲食厳禁。2日間の集中講義のため、10分以上の遅刻は欠席とする。

成績評価方法・基準
① 授業中に課す提出物またはノート(評価割合30%)、レポート試験(評価割合70%)。
② 授業中に課した提出物については、次回の授業内でフィードバックを行う。

教科書
「資料」として授業時にプリントを配布する。

参考書
〔ホネ事典〕〔スティーブ・パーカー〕〔あすなろ書房〕〔2500円+税〕

備 考
(集中講義)
質問等については、授業中および授業終了時に受け付ける。

 
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