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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  写真Ⅰ
[ D-3-g-07-1-4 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(30 + 15)
 対象学科:美表4年
 授業形態:演習 学期:前期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 飯 沢 耕太郎

授業概要
写真評論家、写真史家としての活動を踏まえ、写真という表現媒体のあり方について幅広い視点で講義する。特に現代日本の写真表現に着目し、写真家たちの活動を写真集、DVD、youtubeなどを参照しつつ、多面的に紹介していきたい。具体的には、まず写真集の成立を通じて「写真とは何か」を考察し、写真コレクションや写真展などについても事例を挙げて詳述する。次に戦後日本写真史の流れを追い、あわせてデジタル化以降の近年の写真全般の動向についても触れていきたい。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
写真の表現の面白さ、魅力について理解を深める。 1,2,3
 
写真家たちの表現の姿勢について学ぶ。
 
写真家たちの活動のあり方を自身の今後の活動に活かす。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 写真とは何か(1)写真集の成立「自然の鉛筆」 写真史の本などで予備知識を得る。
 
2 写真とは何か(2)現代の写真集 Steidl社の活動 同上
 
3 写真とは何か(3)現代の写真家たち、S・ライター、W・ティルマンス 同上
 
4 現代日本写真の展開(1)『PROVOKE』の写真家たち 森山大道、中平卓馬らの活動について調べる。
 
5 現代写真の展開(2)「私写真」について 荒木経惟、深瀬昌久、牛腸茂雄らの活動について調べる。
 
6 現代写真の展開(3)写真と現代美術 杉本博司、森村泰昌らの活動について調べる。
 
7 現代写真の展開)(4)震災後の写真 志賀理江子、畠山直哉らの活動について調べる。
 
8 まとめとレポート作成 図書館等で写真集を閲覧する。
 

履修上の注意
最新の情報をフォローしたいので、授業内容は変更することがある。

成績評価方法・基準
レポートを評価する(80%)。授業の取り組みへの姿勢、遅刻、早退等を考慮(20%)。基本的には全講義に出席することを前提とする。

教科書
なし

参考書
『キーワードで読む現代日本写真』飯沢耕太郎、フィルムアート社、3800円 『写真集の本』飯沢耕太郎、打林俊、中村義郎、カンゼン、2420円

備 考
(集中講義)質問等は授業終了時オフィスアワーで受け付ける。

 
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