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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  美学Ⅰ
[ D-3-f-05-1-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:美表2年
 授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 森 田 優 子

授業概要
美術を見て理解することは想像するよりも複雑な行為である。基礎的な知識が必要であり、過去の美術作品となると美術以外に様々な知識も必須となる。そのうえ、これまで経験したことが少ないと思われる、かたちを見る訓練も不可欠である。この授業ではルネサンス美術を中心に、聖書の内容をあらわしたキリスト教美術など具体的に作品を見ながら授業を進める。この授業では美術家たちが伝統を踏まえながら試行錯誤を試み、新たな作品を生み出していった過程について教授する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・伝統的な西洋美術について概要を知り、作品を見る際の着眼点が分かるようになる。 1,2,3
 
・伝統的な規範の影響や、芸術家本人の着想、また注文主との関係のなかで作品が生み出されたという文脈を理解できるようになる。 4,5
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 必要なし
 
2 芸術家とは 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
3 聖母子について1聖母の存在 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
4 聖母子について2誕生をめぐって 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
5 キリスト伝1キリストの生涯 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
6 キリスト伝2生と死 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
7 絵を見ることとは(初級編)実践 課題を行う。
 
8 絵を見ることとは 講評・解説 復習:課題を再検討し、講義ノートをまとめておく。
 
9 美術のパトロン1教会、君主、共和国 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
10 美術のパトロン2美術蒐集・愛好家たち 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
11 芸術家と工房1工房とはなにか 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
12 芸術家と工房2制作過程について 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
13 版画について1技法と基礎知識 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
14 版画について2創造と伝播 復習:配布資料を再読し、講義ノートをまとめておく。
 
15 まとめ 復習:講義ノートをまとめておく。
 

履修上の注意
テキストとしてプリントを配布するが、予習よりも復習に時間をかけることを勧める(目安として週当たり復習2時間)。

成績評価方法・基準
学期末レポート(50%)、確認テスト(30%)、授業に対する取組み(課題やミニレポート等)(20%)をもとに評価する。課題やミニレポートについては都度フィードバックを行う。

教科書
なし

参考書
プリントを配布する。

備 考
質問等は授業終了時オフィスアワーで受け付ける。

 
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