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シラバス（公開版）
2022年度
[ D-3-e-01-2-2 ]
| 単位（総授業時間数＋自習時間）：2（60 + 30） |
| 対象学科：美表２年 |
| 授業形態：実技 学期：前期 必・選：選択 |
| 美術表現学科専攻科目 |
| 鹿 野 明 子 安孫子 三 和 |
| 授業概要 |
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前半では…マンガ家歴25年の経験をふまえ、実践形式でアナログのマンガ・イラストに必要な基礎技術と表現方法を指導する。つけペンを使って集中線を描く、スクリーントーンの削り、マンガに必要なデッサンクロッキーとデフォルメの仕方を学ばせる。（安孫子三和／7.5回） 後半では…マンガ・イラストレーションとそれを取り巻く様々なコンテンツと社会のかかわりについて教授する。マンガの発生から現在に至る歴史の解説を代表的な作品を示し教授する。マンガ・イラストレーションの定義づけを様々な観点から、或いは事例を示し理解させる。マンガと著作権の関係を取り上げコンプライアンスの重要さを認識させる。４コママンガ作成で制作の基礎を学ぶ。（鹿野明子／7.5回） |
| 授業の到達目標 |
| 学位授与の方針との関連 |
| ・マンガ・イラストの基礎的な技術習得と表現を身につける | １ |
| ・学習した内容を深めて発展した表現を身につける | ２ |
| ・マンガの定義と歴史を知ることができる | ３ |
| 授業計画 |
| 回 | 内容 | 自習（事前・事後学習の内容） |
| 1 | ガイダンス キャラクタートレーニング（作画） （安孫子・鹿野） |
授業説明 ・自分のマンガのキャラクターを鉛筆で描く ・必要画材の通達 |
| 2 | ペントーン 効果（作画）① （安孫子） | 課題用紙配布（アナログ制作） ・集中線ベタフラの描き方を学ぶ ・スクリーントーンの削りを学ぶ |
| 3 | ペントーン 効果（作画）② （安孫子） | ・背景を描く （３種） |
| 4 | ペントーン 効果（作画）③ （安孫子） | 仕上げ のち 完成提出 |
| 5 | 鉛筆クロッキー① 人物バランス （安孫子） | 用紙配布・資料配布・人体のバランスを例を見ながら自分風に描く（鉛筆画） |
| 6 | 鉛筆クロッキー② 中高老年 （安孫子） | クロッキーブック、鉛筆持参 中公老年の画像を各自セレクトして描く（６種） |
| 7 | 鉛筆クロッキー③動物 （安孫子） | クロッキーブック、鉛筆持参 動物の画像を各自セレクトして描く（６種） |
| 8 | 鉛筆クロッキー①②③をもとにデフォルメ作画 （安孫子） | マンガ原稿用紙にデフォルメしたイラストマンガを描く・ペン入れのち完成提出 |
| 9 | マンガの定義／マンガを構成する要素 （鹿野） | 道具を用意する |
| 10 | マンガ史① ４コママンガI （鹿野） | 現在のマンガの土台となった作品を読んでみる |
| 11 | マンガ史② ４コママンガII （鹿野） | 作品の元になる事象を書き出しておく |
| 12 | プロとアマチュア ４コママンガIII （鹿野） | オチにとらわれすぎずにネームを作成する |
| 13 | マンガとタブー ４コママンガIV （鹿野） | 作品の面白さを生かす画面の構成に留意する |
| 14 | 著作権とマンガ ４コママンガV （鹿野） | 丁寧に作業を進めておく |
| 15 | キャラクターについて ４コママンガVI （鹿野） | 講評 |
| 履修上の注意 |
| 制作に遅れの出た者は自宅制作に努める。 |
| 成績評価方法・基準 |
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アイデア40％（発想・視点・キャラクター・ストーリー構成） 絵40％（画力・丁寧さ・仕上げ） 授業態度20％（準備物・集中度・進行速度） |
| 教科書 |
| 必要に応じて、そのつど資料を配布する |
| 参考書 |
| なし |
| 備 考 |
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授業計画の順番等を変更することがある。 質問等は授業内か授業終了後に受け付けます。 |
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