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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  プロダクトデザインⅢ
[ D-3-d-11-3-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30)
 対象学科:美表3年
 授業形態:実技 学期:前期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 落 合 里 麻

授業概要
 社会とプロダクトデザインの関わりについてリサーチし、アイディアを形にする。課題では「あかりのデザイン」をテーマとする。生活の中の「あかり」に関する問題と解決策を話し合い、快適な暮らしへと導くための製品の外観、構造、機能について考えさせる。材料を加工によって特性の理解に繋げ、材質と加工方法の関係について教授する。プレゼンテーションや意見交換を通して、デザインを他者に伝え、発信できる力を身につけさせる。生産現場の見学によって、生産工程や機械について理解させ、現場の課題について考察させる。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
社会とプロダクトデザインの関わりにおける問題点や改善点を複数
見つけ出すことができる
 
問題の解決策と快適な使い心地の双方について検討できる
 
使う立場と作る立場の両方の視点で材料を選択できる
 
自らのデザインを他者に的確に伝えることができる
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス、課題内容説明、テーマから発想する 様々な視点でテーマについて考える
 
2 アイディアスケッチ、デザインを検討する デザインを複数描き出す
 
3 紙で模型を制作する 模型を完成させる
 
4 デザインを決定する 細かい部分の納まりを検討する
 
5 材料を選定し、構造、加工方法を検討する 制作の計画を立てる
 
6 材料を選定し、構造、加工方法を検討する 加工方法を確定し、材料を購入する
 
7 制作図を描く 制作図を完成させる
 
8 部材図を描く 部材図を完成させる
 
9 制作(材料に転写し、部材を作る) 大まかな切り取りを済ませる
 
10 制作(部材を作る) 加工の手順を確認する
 
11 制作(部材を作る) 加工の手順を確認する
 
12 制作(部材の組み立て、微調整) 微調整を行う
 
13 制作(塗装、仕上げ) 塗装後に細部を調整し、完成度を上げる
 
14 プレゼンボードを制作する プレゼンボードを完成させ、印刷する
 
15 プレゼンテーション、意見交換、講評 プレゼンと意見交換から学んだ内容をまとめる
 

履修上の注意
・材料や道具類を各自で購入する必要がある。その点を考慮して履修すること。
・授業外の時間を使って制作を進めること。 ・生産現場の見学を行う(日時は授業中に指示する)。
・プロダクトデザインⅠ・Ⅱを履修していること。

成績評価方法・基準
課題70%、授業態度(材料、道具の準備、整頓、清掃等を含む)30%で評価する。
授業内、講評会にてフィードバックを行う。

教科書
特に定めない。

参考書
〔デザインを学び始めた人のためのデザイン製図〕〔青木英明 他〕〔(株)ボーンデジタル〕〔2,500円+税〕
〔プロダクトデザインの基礎 スマートな生活を実現する71の知識〕〔JIDA「プロダクトデザインの基礎」編集委員会〕〔ワークスコーポレーション〕〔2,400円+税〕

備 考
質問等については、授業内あるいはオフィスアワーに受け付ける。

 
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