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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  グラスアートⅣ
[ D-3-c-16-4-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30)
 対象学科:美表3年
 授業形態:実技 学期:後期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 山 口 綾 子

授業概要
ガラス工芸の“バーナーワーク”という分野から、【A】軟質ガラス(佐竹ガラス)とエアバーナーの制作と、【B】硬質ガラス(耐熱ガラス)と酸素バーナーの制作のいずれかを造形に適した選択による制作を行う。修得した基礎技法・技術を元に、文様・造形技法を応用し、自由な発想で創造する力を身につけさせる。
造形の考察を通し、作品の在り方についても掘り下げ、造形表現が可能になるよう指導する。ガラス制作に携わってきた経験から、ガラスならではの魅力を第3者を意識し、伝えられる制作を促す。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・素材の性質を理解し、意図した造形ができるようになる。
 
・広い視野でデザインを考えられるものづくりができるようになる。
 
・自主性をもって計画的、創造的な制作ができるようになる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 授業内容の説明/課題の説明 配布プリントを熟読すること。
 
2 【A】軟質 レースの活用①  【B】硬質 造形練習① 第2回の制作手順をまとめ、技法の考察を行う。
 
3 【A】軟質 レースの活用②  【B】硬質 造形練習② 第3回の制作手順をまとめ、技法の考察を行う。
 
4 【A】軟質 レースの活用③  【B】硬質 テーマ造形① 第4回の制作手順をまとめ、技法の考察を行う。
 
5 【A】軟質 ラッパパーツ①  【B】硬質 テーマ造形② 第5回の制作手順をまとめ、技法の考察を行う。
 
6 【A】軟質 ラッパパーツ②  【B】硬質 テーマ造形③ 第6回の制作手順をまとめ、技法の考察を行う。
 
7 【A】軟質 ラッパパーツ③  【B】硬質 テーマ造形④ 第7回の制作手順をまとめ、技法の考察を行う。
 
8 【A】軟質 立体パーツ①   【B】硬質 自由造形① 第8回の制作手順をまとめ、技法の考察を行う。
 
9 【A】軟質 リクエストデモ① 【B】硬質 自由造形② 自由制作のために、デザイン案を収集する。
 
10 【A】軟質 リクエストデモ② 【B】硬質 自由造形③ 事前に収集した中からデザイン画を作成する。
 
11 自由制作課題① デザインを決定・試作 第11回の制作内容をまとめ、技法の考察を随時行う。
 
12 自由制作課題② 練習 第12回の制作内容をまとめ、技法の考察を随時行う。
 
13 自由制作課題③ 完成 第13回の制作内容をまとめ、技法の考察を随時行う。
 
14 自由制作課題④ 仕上 第14回の制作内容をまとめ、技法の考察を随時行う。
 
15 作品展示/講評 授業内容まとめ
 

履修上の注意
・使用するガラスで【A軟質ガラス】【B硬質ガラス】のコースを選択する。
・受講対象:【A軟質ガラス】工芸基礎Ⅱ、グラスアートⅠのいずれか基礎授業単位取得者。
              グラスアートⅡ、Ⅲのいずれか応用授業単位取得者。
      【B硬質ガラス】工芸基礎Ⅱ(必修)。酸素バーナーで作品をつくれる者。
・授業未経験者の受講不可。
・習熟度に応じて応用技法も追加する。
・ガラス棒の管理に留意すること。混ぜない/種類の把握を徹底すること。

成績評価方法・基準
・課題達成(30%)
・作品の完成度(30%)
・制作への取組 (40%)
・作品は、講評会でフィードバックし、当日返却します。

教科書
事前にプリントなどを配布する。

参考書
必要に応じてプリントなどを配布する。

備 考
・使用するガラス棒は、自己負担になります。
 【A軟質ガラス】ガイダンスで購入方法を案内します。
 【B硬質ガラス】必要に応じ材料費として、2,000~3,000円の自己負担です。
・受講人数などの事情により、授業計画等を変更することがあります。
・質問等については、授業終了時またはオフィスアワーに受付けます。

 
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