大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ

シラバス(公開版)

2022年度 

 
  染織Ⅱ
[ D-3-c-10-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30)
 対象学科:美表2年
 授業形態:実技 学期:後期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 佐々木 輝 子

授業概要
 高機実習前の実習として、卓上機を使用した織実習を実施する。織機の構造、制作工程を理解し、組織図等の織計画を設計する。織設計を基に制作を行い、織物制作に関する一連の工程を理解できるよう教授する。ノッティングの技法を用い、タピストリー又は敷物を制作させる。必要に応じて、糸の精錬・天然染料を用いた染色実習等も実施する。織物の使用目的に応じた素材選択の研究を行い、染織に関する専門的な知識と高機制作に備えた基礎的スキルを修得できるよう指導する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
織り実習を学習する上で必要な基礎知識を身につける。 1,2
 
織の工程・卓上機の構造及び使用手順を身につける。 1,2
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス 授業概要 織機の構造・用具について 染織に関する資料収集・制作ノートのまとめ
 
2 ノッティング 図案資料収集  ノッティングに関する研究・制作ノートのまとめ
 
3 下図作成① エスキース エスキースに関する研究・制作ノートのまとめ
 
4 下図作成② 完成 下図に関する研究・制作ノートのまとめ
 
5 下図作成③ 原寸拡大 作品に関する資料収集・制作ノートのまとめ
 
6 素材の検討・発注 素材に関する資料収集・制作ノートのまとめ
 
7 糸準備 糸準備・制作工程ノートのまとめ
 
8 整経 整経に関する資料収集・制作ノートのまとめ
 
9 筬通し 筬通しに関する制作記録のまとめ
 
10 綜絖通し 綜絖通しに関する制作記録のまとめ
 
11 織り①(下部)  織り①(下部)に関する制作記録のまとめ
 
12 織り②(中部) 織り②(中部)に関する制作記録のまとめ
 
13 織り③(上部) 織り③(上部)に関する制作記録のまとめ
 
14 糸の始末 講評会用備品準備・制作ノートのまとめ
 
15 講評会  講評会準備・制作ノートを完成させる
 

履修上の注意
染料・助剤等の化学薬品使用時は、作業内容に応じて仕事着、防護メガネを着用のこと。
教材費として実費(2000円程度)を徴収します。教材費の他、作品に使用する糸は各自購入すること。
織に関する基礎知識が必要なため、工芸基礎Ⅱ(染織)を履修し、単位を修得していること。

成績評価方法・基準
提出課題(80%)、授業態度(20%)で評価します。
作品課題については、授業中にフィードバックします。

教科書
授業前にプリントを配布する。

参考書

備 考
受講人数等の事情により、シラバスの修正(授業計画等)が生じる場合あります。
質問などについては、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付けます。

 
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved.