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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  壁画Ⅱ
[ D-3-b-14-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30)
 対象学科:美表2年
 授業形態:実技 学期:後期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 森   敏 美

授業概要
絵画のルーツとしての壁画を見直し、美術・工芸・デザインに関連させる様々な壁画の技法を学ばせる。ここでは建築アートとしての壁画のうち、ステンドグラスの技法を修得させる。
光の壁画としてステンドグラスは壁画の中に位置付けられるが、ここでは基本的なステンドグラスの技法を修得し、表現力と創造力の育成を図らせる。建築空間に美的感性を見出し、空間演出を実践し得る美術表現分野における高度な専門知識を身に付け、文化・自然・社会に関連付けて壁画を学ばせる。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・モザイクの歴史と技法を、制作を通して身に付ける事ができる。 1,2,3
 
・建築アートがどのようなものか知ることが出来る。 1,2,3
 
・地域社会と協働でプロジェクトを行う術を学べる。 5,7
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス:図書館の画集や工房の資料を利用し説明 予め関連画集等を、図書館等で調べる
 
2 下絵制作:模写をする為、画集等を見てコピーしトレースする。実際に取り付けられた実践例を示し参考にする。
学内に設置されたステンドを予め見ておく
 
3 制作:型紙制作とガラスのカット練習 怪我に注意し練習を繰り返す
 
4 ガラスカット練習 (型紙を使う) 正確に作れるように留意する
 
5 絵付け(ラインをひく)練習 筆捌きの練習を繰り返す
 
6 ぼかし絵付け 練習 きれいにぼかせる様にする
 
7 本制作用作品カット・ガラス組み 失敗したものは作り直す
 
8 本番絵付け(ライン入れ) 釜入れ デザインによって何回か行う
 
9 本番ぼかし絵付け 釜入れ ラインに沿うように絵付け
 
10 シルバーステイン作業 釜入れ 必要の無い人はしません
 
11 ガラス調整 大きさを正確に
 
12 コパーテープ巻き 中心を外さないように正確に巻く
 
13 ハンダ付け 火傷をしないように練習
 
14 仕上げ 表面がきれいになる様に仕上げる
 
15 講評会 (作品に関するフィールドバック) 反省点等メモをする
 

履修上の注意
時間に遅れない事、授業内で足りない分は、空き時間も利用し制作を行なう。

成績評価方法・基準
課題制作90%、 平常点10%(平常点は授業への参加状況および制作態度で判断する)
課題に関しては、毎回講評会を通じて学生と相互の作品に関するフィードバックを行う。

教科書
資料配布(壁画制作の手引き)

参考書
図書館、壁画工房内のステンド関係の図書

備 考
オフィスアワーを有効に利用すること(授業終了後)

 
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