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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  デザイン基礎Ⅱ
[ D-3-a-08-1-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30)
 対象学科:美表1年
 授業形態:実技 学期:後期 必・選:選択
 美術表現学科専攻科目
 三 上 秀 夫  落 合 里 麻

授業概要
 デザインの基本的な知識やスキルを身につけことを目的とし、平面と立体に分けて課題制作に取り組ませる。平面では、抽象的な形体とイメージ表現による画面構成に取り組ませ、制作意図に沿った表現ができるように指導する。立体では、意図に沿った造形、問いに対する答えを探す試行錯誤、手を使った思考の訓練を行わせる。〈立体課題1〉ではスタイロフォームを使った構成、〈立体課題2〉では木材を使ったペーパーナイフのデザイン、〈立体課題3〉ではオーナメントのデザインに取り組ませる。
 平面(三上/7回)、立体(落合/8回)によるオムニバス授業である。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
図形を丁寧に描く技術を身につけることができる。
 
制作意図に沿ったイメージ表現ができるようになる。
 
素材の特性を造形表現として活かすことができる。
 
形態を生み出し定着させる過程で、独創的な発想ができるようになる。
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス・
〈平面課題1〉平面構成「点による構成(具象)」/制作
次回の課題の準備として画像を集める。
 
2            〃        /講評 修正を加え再提出する。
 
3 〈平面課題2〉平面構成「イメージ構成1」/課題説明 次回の課題の準備、資料を集める。
 
4            〃        /彩色 彩色用具について各自、確認しておく。
 
5        平面構成「イメージ構成2」/課題説明 彩色用具を揃える。
 
6            〃        /彩色 修正を加え再提出する。
 
7            〃        /講評 修正を加え再提出する。
 
8 〈立体課題1〉分割による構成/課題説明・試作 本番材の前の試作を進める。
 
9         〃     /課題制作・講評 課題を完成させる。
 
10 〈立体課題2〉道具のデザインと制作/課題説明 アイディアスケッチを進め、デザインを決定する。
 
11       〃      /制作図作成・材料への転写 制作図を完成させる。
 
12       〃      /外形の切り出し・切削加工 切削加工を進める。
 
13       〃      /切削加工・研磨 塗装の前段階まで完成させる。
 
14       〃      /仕上げ・塗装・講評 課題3の材料を購入し、制作する。
 
15 〈立体課題3〉オーナメントのデザイン/制作・講評 授業を振り返り、ポイント等を整理する。
 

履修上の注意
絵具は、不透明を使用する。他の用具、材料については授業でその都度指示する。
三角定規、各種筆記用具は各自で用意すること。小刀を持っていない場合は購入する必要がある。

成績評価方法・基準
平面課題
提出課題40%授業態度20%、講評での発表の内容40%で評価する。
立体課題
提出課題70%授業態度30%で評価する。
講評会でフィードバックを行う。

教科書
特に定めない。 必要に応じて授業時にプリントを配布する。

参考書
その都度、紹介する。

備 考
授業計画の順番等を変更することがある。質問等については、授業終了時あるいはオフィスアワーに受け付ける。

 
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