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大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) | シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ |
シラバス(公開版)
単位(総授業時間数+自習時間):2(60 + 30) |
対象学科:美表1年 |
授業形態:実技 学期:後期 必・選:選択 |
美術表現学科専攻科目 |
山 口 綾 子 |
授業概要 |
ガラス工芸技法のひとつである“バーナーワーク”の授業を行う。直接炎を扱い、熱く溶けたガラスを扱うため、器具や素材を十分理解し、安全に配慮した制作ができるように指導する。前半は、ガラスの種類・性質の違いなどを実践的に学び、ガラスについての理解を深める。後半は、軟質ガラスとエアバーナーを用い、トンボ玉の制作を行う。制作の入門編として初歩的な文様を中心に、基礎技法を身につけ、作品を完成させる。ガラス制作に携わってきた経験から、ガラス素材の魅力を感じる授業を行う。 |
授業の到達目標 |
学位授与の方針との関連 |
・安全なバーナーの取り扱いができるようになる。 | 1 |
・ガラスと炎の特性を知ることができる。 | 1 |
・基礎を理解し反復練習により技術を身につけられるようになる。 | 1 |
授業計画 |
回 | 内容 | 自習(事前・事後学習の内容) |
1 | ガイダンス(授業概要説明)/座学(ガラスの種類について) | 配布プリントを熟読すること。 |
2 | バーナー器具の取り扱い (安全講習) | 配布プリントを参照、復習すること。 |
3 | ガラスの素材について① 軟質ガラス(佐竹) | 配布プリントを参照、復習すること。 |
4 | ガラスの素材について② 硬質ガラス(モレッティ) | 配布プリントを参照、復習すること。 |
5 | ガラスの素材について③ 硬質ガラス(耐熱ガラス) | 配布プリントを参照、復習すること。 |
6 | トンボ玉を作る① ガラスを溶かす(単色玉) ・回転だけで玉をつくる ・離型剤の付け方 |
参考書やガラス関連の資料に目を通す。 |
7 | トンボ玉を作る② ガラスの巻取り(マーブル玉) ・回転だけで玉をつくる ・芯棒の外し方 ・トンボ玉の穴の掃除 |
参考書やガラス関連の資料に目を通す。 |
8 | トンボ玉を作る③ ガラスを巻付ける(線文様) ・コテを使って玉をつくる ・ガス缶の処理 |
参考書やガラス関連の資料に目を通す。 |
9 | 基本技法:線文様① 縄文様 (ガラスの細引き) | 参考書やガラス関連の資料に目を通す。 |
10 | 基本技法:線文様② 線流し文様 (棒つなぎ) | 参考書やガラス関連の資料に目を通す。 |
11 | 基本技法:点打ち① 水玉文様 | 参考書やガラス関連の資料に目を通す。 |
12 | 基本技法:点打ち② 同心円文様 | 参考書やガラス関連の資料に目を通す。 |
13 | 基本技法:点打ち③ 花文様 | 参考書やガラス関連の資料に目を通す。 |
14 | 自由制作「線文様、点打ち文様のトンボ玉を作る」 | 参考書やガラス関連の資料に目を通す。 |
15 | 講評会 | 授業内容まとめ |
履修上の注意 |
・直接炎を扱い、素材のガラスが熱くなります。 火傷の危険があるので、安全のため、服装や髪形(結ぶ)など講師の指示に従うこと。 ・ガラス棒の保管に留意すること(混ぜない/種類の把握)。 |
成績評価方法・基準 |
・授業中の態度、制作への姿勢(50%) ・講評会作品提出と出席、作品完成度(50%) ・作品は、講評会でフィードバックし、当日返却します。 |
教科書 |
事前にプリントなどを配布する。 |
参考書 |
〔トンボ玉〕〔小暮紀一〕〔ほるぷ出版〕〔2,808円〕 |
備 考 |
・授業で使用するガラス棒は、自己負担になります。ガイダンスで購入方法を案内します。 ・受講人数などの事情により、授業計画等を変更することがあります。 ・質問等については、授業終了時またはオフィスアワーに受付けます。 |
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