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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  住居学(製図を含む。)
[ A-3-f-08-1-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専3年
 授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択
 服飾文化専攻科目
 﨑 山 俊 雄

授業概要
住居は、人間生活の基本的な容器であると同時に、社会環境や生活様式、それが建つ地域の風土や文化とも密接に関係している。本講義では、住居や住生活に関する基礎知識を修得し、文化的・社会的観点から、住宅や住生活についての理解を深める。前半は、住まいについて、風土・機能・空間・生活などの観点を設定して論じ、後半は、前半で身につけた考え方を応用して、独立住宅を設計する。後半の設計演習は、学生の考えや理解度を確認しながら対話型の形式で進めていく。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
・住居や住生活を考える上で必要な基礎知識を修得する。 1,2,4,6
 
・よりよい住空間について自ら考え、表現し、自分の考えを他者に説明できるようになる。 4,6
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 授業内容と進め方、評価方法の説明、住生活に関する概説 住居や建築を、その構成や成り立ちを意識して観察する。
 
2 人と住まい 同上
 
3 気候風土と住まい 同上
 
4 住空間の形態と構成(1)間取り 配布資料を参考にして、独立住宅の事例を収集する
 
5 住空間の形態と構成(2)スケール・空間 同上
 
6 図面表現 繰り返し練習して図面表現を習得する
 
7 住宅の計画(1)周辺環境の把握 配置計画(ゾーニング)を練り、授業時に持参する
 
8 住宅の計画(2)必要な室と広さ 設計案を練り、授業時に持参する
 
9 住宅の計画(3)室の配置と動線計画 授業を踏まえて、設計案を改良する
 
10 住宅の計画(4)空間構成 同上
 
11 製図(1)配置図・平面図 配置図・平面図を完成させる
 
12 製図(2)立面図・断面図 立面図・断面図を完成させる
 
13 プレゼンテーション技術 プレゼンテーションを仕上げる
 
14 課題の提出、プレゼンテーションと講評 発表内容と講評を振り返る
 
15 まとめ(これからの住まい) 授業を通して得た内容をまとめる
 

履修上の注意
・講義中の指示にしたがい、必要な予習・復習を確実に行って、知識の定着に努めること。
・後半の設計演習では、毎回、設計案を持参すること。

成績評価方法・基準
・制作物(60%)、プレゼンテーション(20%)、および受講態度(授業への参加態度、提出物、20%)により評価する。
・持参した設計案や提出物、プレゼンテーションに対しては、授業中にフィードバックする。

教科書
・必要に応じて資料を配布する。

参考書
・授業の中で紹介する。

備 考
・オフィスアワー:授業終了後

 
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