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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  マーケティング論
[ A-3-e-08-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:服専2年
 授業形態:講義 学期:前期 必・選:選択
 服飾文化専攻科目
 水 谷   浩

授業概要
マーケティング論では,社会・経済の変化,消費者の購買行動やファッション・トレンドなどを調査・分析し,それらの結果をビジネスに活かすための考え方や手法などについて学びます。
本講義では,消費生活協同組合での実務経験や『消費生活コンサルタント(第46期)』としての経歴を活かし「顧客との関係に,価値を創造し,〈コミュニケーションにより〉価値を伝え,価値を届ける」という観点から,アパレル・ビジネス分野のマーケティング活動に求められる基礎的な知識の教授を通じて,ポスト・コロナ時代のビジネス感覚の修得をめざしています。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
1)マーケティングの仕組みを理解し,説明できる 3,5,7
 
2)新たな時代の価値創造の担い手としての役割を理解できる 3,5,7
 
3)今後のアパレル・ビジネスのあるべき姿を説明できる 3,5,7
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 テーマ:マーケティングとは?
概 要:授業のすすめ方・評価など
授業計画の内容やテキストなどを参考にして,予習すること。
講義ノートを読み直し,学習内容の振り返り(復習)を行うこと。
 
2 テーマ:アパレル・ビジネスの仕組み
概 要:アパレル・ビジネスの特徴(業種・業態)を学ぶ

         同 上
 
3 テーマ:アパレルとマーケティング
概 要:マーケティングの歴史的変遷を学ぶ

         同 上
 
4 テーマ:マーケティング戦略
概 要:なぜ,市場創造から顧客価値の重視に転換した理由は?

         同 上
 
5 テーマ:市場変化とその予測
概 要:日本のアパレル・ビジネスの盛衰に学ぶ
自分の好きなファッション・ブランドの出店戦略についてA4用紙2枚(1,600字以上)のレポートにまとめ提出。
 
6 テーマ:小売店出店戦略
概 要:他店舗戦略と限定出店戦略の違いを学ぶ

         同 上
 
7 テーマ:価値の創造
概 要:対象顧客の重要性について学ぶ
インターネットを利用し,今年の秋・冬のファッション・トレンドについて調べ,A4用紙2枚(1,600字以上)のレポートにまとめ提出。
 
8 テーマ:商品企画
概 要:新商品の企画について,その必要性を学ぶ

         同 上
 
9 テーマ:店舗の品揃え
概 要:商品構成とコーディネートの汎用性を学ぶ
自分の好きなファッション・ブランドの実店舗の品揃え・プライスゾーンを調べ,その取り組みに対する所感についてA4用紙2枚(1,600字)のレポートを作成し,提出。
 
10 テーマ:顧客満足と品揃え
概 要:プライスゾーンとプライスラインを学ぶ

         同 上
 
11 テーマ:情報収集・分析と品揃え
概 要:情報収集・分析に基づく品揃えの重要性について学ぶ

         同 上
 
12 テーマ:価値のコミュニケーション
概 要:企業のコミュニケーションについて学ぶ
「新たな時代の価値創造の担い手」という視点から,これまでの授業のなかで,最も印象に残ったことについて要約し,自らの考察を加えた上で,A4用紙2枚(1,600字以上)のレポートにまとめて提出。
 
13 テーマ:価値のデリバリー
概 要:イメージ価値の創造と伝達とは?

         同 上
 
14 テーマ:ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)戦略
概 要:売り場づくりの工夫について学ぶ

         同 上
 
15 テーマ:まとめ
概 要:顧客満足とクレーム対応

         同 上
 

履修上の注意
2/3以上の出席がない場合には,単位を取得することはできません。

成績評価方法・基準
平常点・受講態度(35%)+課題の提出状況(30%)+レポート試験の成績(35%)に基づき評価する。
なお,課題については,授業中にフィードバックをします。
※ルーブリック評価については,第1回目の授業で説明します。

教科書
〔マーケティング論〕〔(社)日本衣料管理協会〕〔(社)日本衣料管理協会〕〔1300円〕

参考書
授業中に適宜指示します。

備 考
【質問・相談など】
 質問や相談などは,授業時間やオフィスアワー(日時は掲示で確認のこと)そしてメールにて対応します。

なお,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,オンデマンドやハイブリッド型授業などの代替措置を講じるほか,授業の順番や内容を変更することがありますので,ご承知おき下さい。

 
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