大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ

シラバス(公開版)

2022年度 

 
  染色加工学実験
[ A-3-d-08-3-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 15)
 対象学科:服専3年
 授業形態:実験 学期:前期 必・選:選択
 服飾文化専攻科目
 井 上 美 紀

授業概要
 染色加工学で学んだ知識をさらに理解を深められるように、また工業的な視点で、染色実験、染色堅牢度試験、加工実験を主に教授する。染色実験では、染料の合成、天然染料による染色方法、合成染料による染色方法、測色、染着率の測定方法について教授する。また染色堅牢度試験では、染色堅牢度の測定方法とその評価方法について、加工実験では風合い改善、性能向上等、繊維の特性に応じた加工方法について教授する。実験は全てグループワーク(以下GW)とする。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
染色加工に関する高度な知識・技術を身につける。
 
実験を通じ、論理的思考力や倫理観等を身につける。 5,7
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 はじめに:実験の進め方、グループ構成、染料の合成実験 GW レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。
 
2 天然染料による染色① 染料の抽出と染色・媒染 GW レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。
 
3 天然染料による染色② 特殊な方法での染色① GW プリントに目を通す。
 
4 天然染料による染色③ 特殊な方法での染色② GW レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。
 
5 合成染料による染色①-1 各種繊維の染色性、染色条件 GW レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。
 
6 合成染料による染色①-2 染着率の測定 GW プリントに目を通す。
 
7 合成染料による染色② 代表的な染料と染色、染色見本作成 GW レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。
 
8 合成染料による染色③ ②の続き、測色 GW レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。
 
9 染色堅牢度試験① 試料の準備 GW プリントに目を通す。第11回のデザイン案を検討する。
 
10 染色堅牢度試験② 測定と評価 GW レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。第11回のデザイン案を完成させる。
 
11 捺染実験① 製版、印捺 GW プリントに目を通す。
 
12 捺染実験② 印捺続き、製品への展開 GW 製品を完成させる。テキストで次時の実験項目に目を通す。
 
13 加工実験① 繊維の溶解性を利用した加工 GW レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。
 
14 加工実験② 繊維の特性を生かした加工 GW レポートを作成しプリントに目を通す。テキストで次時の実験項目に目を通す。
 
15 おわりに:実験のまとめ、レポート校正 全範囲とレポート校正箇所を振り返る。
 

履修上の注意
 安全に配慮し薬品や火気に注意を怠らない。白衣着用・髪を束ねて臨むこと。
 必要に応じ電卓を持参する(√機能付電卓、携帯電話不可)。
 レポートは、指定の実験ノートとファイルを使用する。
 選択科目ではあるが、TA資格取得希望者は必ず履修すること。

成績評価方法・基準
 実験が終了する毎に提出するレポートを適切にまとめ、考察することに対し50%
 事前準備をしてグループで協力しながら実験結果を出すことに対し50%
 ルーブリック評価は第1回の授業で説明する。レポートは後日添削してフィードバッグする。

教科書
 染色加工学、日本衣料管理協会 (2年次に購入済)

参考書
 繊維製品の基礎知識シリーズ第1部 日本衣料管理協会 入学時購入済
 授業時にプリントを配布する。

備 考
 実験作業状況等により、授業計画の順番等を変更することがある。
 質問は、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。
 評価と実験の進め方は1回目の授業で説明する。
 レポートが未提出の際には、評価の対象としない。
 ※一部実験に変えて外部研修を実施する場合もある。(交通費各自負担)

 
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved.