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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  被服整理学実験
[ A-3-d-06-3-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 30)
 対象学科:服専2年
 授業形態:実験 学期:後期 必・選:必修
 服飾文化専攻科目
 井 上 美 紀

授業概要
 被服整理学で学んだ基礎的な理論について実験を通してさらに理解を深められるように、洗濯用洗剤の主成分である界面活性剤に関する実験、ビルダーや添加剤に関する実験、洗濯用水に関する実験、洗浄実験、漂白・増白実験、柔軟加工・糊加工・仕上げ加工実験について主に教授する。特に界面活性剤に関する実験では、製造方法、用途、洗浄作用についても取り上げ教授する。実験は全てグループワーク(以下GW)とする。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
被服整理に関する高度な知識・技術を身につける。
 
実験を通じ、論理的思考力や倫理観等を身につける。 5,7
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 はじめに:概要、実験上の注意、器具の使い方、界面活性剤の性質と汚れの除去作用実験 GW 実験器具の使い方を見直す。
 
2 界面活性剤の製造① 陰イオン系合成界面活性剤  GW 被服整理学の内容について見直す。プリントに目を通す。
 
3 界面活性剤の製造② 石けん洗剤 GW レポートを作成しプリントに目を通す。次時の項目について被服整理学テキストとノートに目を通す。
 
4 界面活性剤の分類と用途 GW レポートを作成しプリントに目を通す。次時の項目について被服整理学テキストとノートに目を通す。
 
5 表面張力の測定、臨界ミセル濃度の推定 GW レポートを作成しプリントに目を通す。次時の項目について被服整理学テキストとノートに目を通す。
 
6 洗濯用水の硬度、ビルダーと添加剤の作用 GW レポートを作成しプリントに目を通す。次時の項目について被服整理学テキストとノートに目を通す。
 
7 洗浄実験① 洗浄準備、洗浄 GW プリントに目を通す。
 
8 洗浄実験② 洗浄力の測定、洗浄による被洗物への影響 GW プリントに目を通す。
 
9 洗浄実験③ データの整理と解析 GW レポートを作成しプリントに目を通す。次時の項目について被服整理学テキストとノートに目を通す。
 
10 漂白実験① 漂白剤の型の分類と用途 GW プリントに目を通す。
 
11 漂白実験② 漂白による被洗物への影響 GW レポートを作成しプリントに目を通す。次時の項目について被服整理学テキストとノートに目を通す。
 
12 漂白実験③ 漂白力の測定
商業洗濯         GW
レポートを作成しプリントに目を通す。次時の項目について被服整理学テキストとノートに目を通す。
 
13 仕上げ加工① 柔軟加工、糊加工 GW プリントに目を通す。
 
14 仕上げ加工② アイロン仕上げ GW レポートを作成しプリントに目を通す。
 
15 おわりに:実験のまとめ、レポート校正 全範囲と、レポート校正箇所を振り返る。
 

履修上の注意
 安全に配慮し薬品や火気に注意を怠らない。白衣着用・髪を束ねて臨むこと。
 必要に応じ電卓を持参する。レポートは、指定の実験ノートとファイルを使用する。

成績評価方法・基準
 実験が終了する毎に提出するレポートを適切にまとめ、考察することに対し50%
 事前準備をしてグループで協力しながら実験結果を出すことに対し50%
 ルーブリック評価は第1回の授業で説明する。レポートは後日添削してフィードバッグする。

教科書
 被服整理学 日本衣料管理協会 1200円(2年前期購入済)

参考書
 必要に応じて紹介する。授業前にプリントを配布する

備 考
 実験作業状況等の都合により、授業計画の順番等を変更することがある。
 質問は、授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)で受け付ける。
 評価と実験の進め方は1回目の授業で説明する。
 レポートが未提出の際には、評価の対象としない。
 ※一部実験に変えて研修を実施する場合もある。(費用各自負担)

 
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