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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  保健栄養学
[ B-3-f-04-1-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:健専3年
 授業形態:講義 学期:後期 必・選:必修
 健康栄養学専攻科目
 栗 山 孝 雄

授業概要
本科目では、人間の健康面や栄養面に関する現状や問題点について、事例を交えて紹介する。具体的には、わが国の食環境やライフステージごとの特徴や問題点などを取り上げる。その上で健康・栄養教育を交えた対策について、食生活や栄養摂取の視点を交えて解説する。内容によっては、授業テーマに関する提出課題を出題し、履修者自身の立場で健康面や栄養面に関する現状や問題を把握し、それらについての対策や教育手法などを考えさせる。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
① 授業のテーマに関する現状や問題点を把握することができる。 2,3,4,5,6
 
② その対策について、様々な視点で考える習慣を身につける。 2,3,4,5,6
 
①、②に関して、健康面や栄養面に関する教育方法を身につける。 2,3,4,5,6
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 健康・予防・QOLに関する栄養教育と健康教育 予習:教科書p.10~11を読んでおく。復習:一次・二次・三次予防の特徴を理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。


 
2 わが国の食環境と栄養教育①:食生活の変化と問題点 予習:教科書p.16~23を読んでおく。復習:日本人の栄養摂取状況の特徴を理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
3 わが国の食環境と栄養教育②:食生活の改善と行動変容 予習:教科書p.23~27を読んでおく。復習:日本人の食に関する課題について考える。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
4 わが国の食環境と栄養教育③:食に関する情報へのアクセス 予習:教科書p.27~32を読んでおく。復習:健康に関する情報の発信方法について考える。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
5 わが国の食環境と栄養教育④:食品ロスを減らすための栄養教育 予習:教科書p.42、60 食品ロスの関係個所を読んでおく。復習:食品ロスの原因と対策を理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
6 健康栄養面に関する指針の活用①:食生活指針 予習:教科書p.58~61を読んでおく。復習:食生活指針の特徴を復習する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
7 健康・栄養面に関する指針の活用②:身体活動・休養・睡眠指針 予習:教科書p.63~66を読んでおく。復習:各種指針の特徴を把握する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
8 わが国の健康・栄養問題と栄養教育①:妊娠・授乳期、乳幼児期
予習:教科書p.151~153を読んでおく。復習:乳幼児健診での栄養教育などについて、母子保健事業も交えて理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
9 わが国の健康・栄養問題と栄養教育②:学童・思春期
予習:教科書p.154 成長期を読んでおく。復習:学童・思春期の問題点を確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
10 成人期の健康・栄養面の問題と行動変容①:特定保健指導による行動変容 予習:教科書p.48、特定健康診査・特定保健指導、156 生活習慣病ハイリスク集団を読んでおく。復習:特定保健指導の初回面接の内容とポイ員とを確認する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
11 成人期の健康・栄養面の問題と行動変容②:ストレスとその対処方法 予習:第6回~7回の内容を確認する。教科書p.58~66を読んでおく。復習:食生活を交えてストレス対処方法を考える。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
12 持続可能な開発目標(SDGs)とその取り組みについて 予習:教科書p.84~85を読んでおく。復習:SDGsの17のゴールと関連する取り組みについて理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
13 日本栄養士会による健康・栄養教育について 予習:教科書p.44~45を読んでおく。復習:日本栄養士会による健康・栄養教育について理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
14 諸外国の健康・栄養問題①:現状と課題

予習:教科書p.32~37を読んでおく。復習:諸外国の健康・栄養問題の現状と課題について理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
15 諸外国の健康・栄養問題②:対策と栄養教育 予習:教科書p.81~90を読んでおく。復習:諸外国の健康・栄養問題の対策と栄養教育について理解する。(※)「履修上の注意」③を参照のこと。
 
16 期末試験 学習した内容全体を復習する。
 

履修上の注意
①遅刻は、始業時から15分以内とする。それを越えた場合は原則「欠席」とする。ただし、通学時の事故等、やむを得ない理由の場合は考慮するので、必ず教員に申告すること。
②都合により、授業の順序を変更する場合もある。
③自習(事前・事後学修の内容)の具体的な内容(教科書、プリントなどの資料の該当箇所など)については、授業の際に詳しく説明する。
④本科目は卒業必修科目である。

成績評価方法・基準
・期末試験(60%)、提出課題(30%)、受講態度(10%)で成績評価を行う。
※受講態度については、①遅刻が多い、②提出課題の提出期限を守らない、③授業中の私語や、授業と
関係ない行為を行うなど、受講態度に問題のある場合、状況に応じて減点する。
・提出物、試験については、後日フィードバックを行う。

教科書
〔公衆栄養学〕〔荒巻礼子ほか〕〔化学同人〕〔2,600円〕

参考書
なし。授業内で適宜紹介する。

備 考
質問等については、授業終了時またはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受付ける。

 
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