大学シラバスの手引き(PDF) 短大シラバスの手引き(PDF) シラバス トップページへ 本 学 ホームページへ

シラバス(公開版)

2022年度 

 
  栄養教育論
[ B-3-f-02-2-2 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):2(30 + 60)
 対象学科:健専2年
 授業形態:講義 学期:前期 必・選:必修
 健康栄養学専攻科目
 小 野 真 実

授業概要
労働者の健康(疾病予防・疾病)管理業務における個別・集団栄養教育活動の実務経験を生かした授業を行う。
対象者の健康・栄養状態,食行動,食環境等に関する情報を収集・分析し,それらを総合的に評価・判定し,健康やQOLの向上につながる,主体的な実践力形成の支援に必要な栄養教育の理論と方法の基礎を修得する。栄養教育の目的・目標の概念をはじめとし,行動科学の理論とモデル,行動変容技法などの栄養教育のための理論的基礎と,栄養教育マネジメントについて具体的事例を通して学ぶ。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
栄養教育の概念について理解できる。 1,2,3
 
栄養教育のための理論的基礎(行動科学理論・モデル,行動変容技法等)について理解できる。 1,2,3,5
 
栄養教育マネジメントの流れについて理解できる。 1,2,3,5
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 ガイダンス,栄養教育の概念 事前学習は教科書の栄養教育の概念の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
2 栄養教育の対象と機会,栄養教育の歴史 事前学習は教科書の栄養教育の歴史の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
3 栄養教育と食行動,行動科学 事前学習は教科書の行動科学から見た食行動変容の機序の箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
4 行動科学の理論とモデル~個人・個人間レベル~
(刺激-反応理論,ヘルスビリーフモデル,トランスセオレティカルモデル,計画的行動理論,社会的認知理論,ソーシャルサポート,ストレスマネジメント)
事前学習は教科書の行動科学の理論・モデルの各該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
5 行動科学の理論とモデル~集団・組織・地域レベル~
(コミュニティオーガニゼイション,イノベーション普及理論,ヘルスリテラシー)
事前学習は教科書の行動科学の理論・モデルの各該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
6 行動変容技法と概念①
(刺激統制,反応妨害・拮抗,行動置換,オペラント強化,認知再構成,意思決定バランス,目標宣言,行動契約)
事前学習は教科書の行動変容技法の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
7 行動変容技法と概念②
(セルフモニタリング,自己効力感,ソーシャルスキルトレーニング,ナッジ)
事前学習は教科書の行動変容技法の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
8 組織づくり・地域づくりへの展開 事前学習は教科書の組織づくり・地域づくりへの展開の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
9 栄養教育マネジメントで用いる理論やモデル 事前学習は教科書の栄養教育マネジメントで用いる理論やモデルの該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
10 栄養教育マネジメント①アセスメント 事前学習は教科書の栄養教育マネジメント(アセスメント)の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
11 栄養教育マネジメント②目標設定,計画立案 事前学習は教科書の栄栄養教育マネジメント(目標設定,計画立案)の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
12 栄養教育マネジメント③教材の選択と作成,学習形態 事前学習は教科書の栄養教育マネジメント(教材の選択と作成,学習形態)の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
13 栄養教育マネジメント④実施 事前学習は教科書の栄養教育マネジメント(実施)の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
14 栄養教育マネジメント⑤評価 事前学習は教科書の栄養教育マネジメント(評価)の該当箇所を読むこと。事後学習はノートや配布資料により学習内容を整理すること。
 
15 まとめ 事前学習は14回までのノート,配布資料の整理をしておくこと。
 
16 期末試験 事前学習は15回までのノート,配布資料の復習をしておくこと。
 

履修上の注意
・「食生活論」,「健康管理概論」を復習のうえ,「応用栄養学」,「栄養管理論」,「臨床栄養学」との関連を理解しつつ臨むこと。
・遅刻,早退は慎むこと。遅刻3回で欠席1回とみなす。30分以上の遅刻で欠席とみなす。

成績評価方法・基準
・期末試験(80%),ミニットペーパー・小テスト(10%),受講態度(授業への参加状況など:10%)で評価する。
・授業内での課題,小テスト等は当日,もしくは後日の授業内でフィードバックする。

教科書
・栄養科学シリーズNEXT「栄養教育論 第4版」(笠原賀子,他)講談社サイエンティフィク(2,800円)
・管理栄養士講座「栄養教育論 第3版」(中村丁次,他)建帛社(3,800円)
その他,適宜資料を配布する。

参考書

備 考
・都合により授業計画の順番等を変更することがある。
・質問等については,授業終了時あるいはオフィスアワー(曜日時間は掲示で確認)に受け付ける。

 
Copyright © Mishima Gakuen All Rights Reserved.