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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  基礎調理学実習Ⅰ
[ B-3-c-12-1-1 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 15)
 対象学科:健専1年
 授業形態:実習 学期:前期 必・選:必修
 健康栄養学専攻科目
 平 本 福 子

授業概要
1.基礎調理技術(食材や調理法についての知識を整理し、調理操作のポイントを科学的に理解する能力とそれらの知識を活用して実際に調理ができる技術を教授する。
2.栄養、試行、食文化、食環境などの多様な側面から、食べる人にとって望ましい食事を計画し、実際に食事として作りあげる技術を教授する。
3.授業で習得した調理の知識や技術を自分の生活の中で実践するための力を養った上で、実際に行い、振り返り、自己評価と課題を整理し、考察する方法を指導する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
食材や調理法についての基礎的な知識を修得する。
 
修得した知識をもとに、実際の調理技術を習得する。 1,4
 
食事構成の要点を理解し、献立を立てることができる。 1,4
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 オリエンテーション 計量、調味パーセントの基礎 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
2 基礎調理技術(1) 切る 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
3 基礎調理技術(2) だしをとる、汁を仕立てる 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
4 基礎調理技術(3) 焼く、炒める 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
5 基礎調理技術(4) 煮る 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
6 基礎調理技術 実技試験 課題の練習と振り返りを行い、レポート提出。
 
7 食事計画の基礎 実際に献立を作成する。
 
8 献立調理(食事単位での調理技術)(1)卵を主菜に 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
9 献立調理(食事単位での調理技術)(2)肉を主菜に 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
10 献立調理(食事単位での調理技術)(3)魚を主菜に 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
11 献立調理(食事単位での調理技術)(4)豆腐を主菜に 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
12 献立調理(食事単位での調理技術)(5)麺を主食に 配布プリントをよく読み、実際に作ってみる。
 
13 献立調理 実技試験(献立作成から調理まで) 課題の練習と振り返りを行い、レポート提出。
 
14 調理技術に関する知識の確認(筆記試験) 教科書をよく読み、課題を整理する。
 
15 生活実習(実生活での応用) 課題を確認し、実践した上でレポートを提出。
 
16 フィードバック(実技試験・筆記試験を振り返り) ポートフォリオ評価表を記入する。
 

履修上の注意
実習なので出席することが重要である。また、調理技術の習得のためには授業時間だけでなく、自宅などでの実践が必要である。

成績評価方法・基準
基礎点(授業に取り組む態度と実際の行動)60点(具体的には、15分前に集合する。配布されたプリントはよく読み予習して実習に臨む。調理室の使い方の約束を守り、自分で考えて積極的に動き、わからないことは質問する。班員と協力し声を掛け合って実習を行う、掃除や後片付けなど責任をもって行う等)、実技試験25点、筆記試験15点を基準として評価する。試験のフィードバックについては、実技試験では結果の講評と今後の課題について説明する。また、筆記試験では回答例を提示するとともに、口頭でも説明する。

教科書
〔調理学(健康・栄養・調理)〕〔柳沢幸江・柴田圭子〕〔アイ・ケイコーポレーション〕〔2700円〕
〔調理のためのベーシックデータ第5版〕〔松本仲子監修〕〔女子栄養大学出版部〕

参考書
〔7訂食品成分表2021〕〔香川明夫監修〕〔女子栄養大学出版部〕〔1400円〕
〔食品の栄養とカロリー事典 改訂版〕〔女子栄養大学出版部〕〔1500円〕

備 考
都合により、授業計画の順番などが変更する時がある。ルーブリック評価については第1回の授業で説明する。質問等は授業終了時に受け付ける。

 
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