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シラバス(公開版)

2022年度 

 
  生化学実験
[ B-3-b-09-3-3 ]
 

 単位(総授業時間数+自習時間):1(45 + 15)
 対象学科:健専3年
 授業形態:実験 学期:前期 必・選:選択/管栄(必)
 健康栄養学専攻科目
 鈴 木 裕 行

授業概要
生体情報高分子であるタンパク質と核酸の性質・機能を理解させるため、牛乳に含まれる各種タンパク質の分離・分析実験を通して、タンパク質の精製法・分析法の基礎を指導する。また、酵素アミラーゼの諸性質の解析および酵素の反応速度解析の基礎的な手法を指導する。さらに生体試料からのゲノムDNAの抽出法とPCRによる遺伝子増幅を用いた遺伝子多型の解析法や、大腸菌を用いた基礎的な遺伝子組換え(形質転換)実験の手法を指導する。

授業の到達目標
 
学位授与の方針との関連
 
タンパク質の精製・分離の基本的方法を習得する 1,2,3,4,5,7
 
酵素活性の測定と反応速度の解析法を習得する 1,2,3,4,5,7
 
生体試料からのDNA抽出と遺伝子解析の基礎を習得する 1,2,3,4,5,7
 

授業計画
 
内容 自習(事前・事後学習の内容)
 
1 実験の概要説明 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。
 
2 牛乳中のカゼイン・乳清タンパク質の分離:等電点沈殿 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「タンパク質実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
3 牛乳中のカゼイン・乳清タンパク質の分離:硫安分画 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「タンパク質実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
4 SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動:ゲル作製・泳動 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「タンパク質実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
5 電気泳動パターンの解析 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「タンパク質実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
6 アミラーゼ活性の測定 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「酵素実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
7 酵素反応の最適pHの決定 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「酵素実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
8 基質濃度と反応速度の解析 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「酵素実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
9 遺伝子実験の概要説明・DNAの基本的性質 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「酵素実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
10 植物試料からのゲノムDNAの抽出 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「遺伝子実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
11 ヒトゲノムDNAの抽出 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「遺伝子実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
12 PCRでの遺伝子増幅 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「遺伝子実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
13 PCRによる遺伝子多型の解析 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「遺伝子実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
14 プラスミドDNA導入による大腸菌の形質転換 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「遺伝子実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 
15 大腸菌の形質転換の評価 配布資料を読んで、実験操作の概要を把握する。授業終了後は、学んだ実験法の原理、操作法を復習し、実験データを整理し、「遺伝子実験」としてレポートを、ルーブリックを参考にして作成する。
 

履修上の注意
グループワークで授業を実施するので、班員とよく連携して作業に当たるとこと。実験レポート作成に備え、実験記録をできるだけ綿密に取り、班員間のデータ共有を徹底すること。

成績評価方法・基準
実験レポート(80%)および平常点(受講状況・実施状況;20%)・・・詳細はルーブリック参照
成績評価に関しては、授業はじめにルーブリックを提示する。レポートへのフィードバックとして後日コメントを提示する。

教科書
無し(資料プリントを配布)

参考書
生化学、食品学総論・各論の教科書

備 考
オフィスアワーは掲示・配布資料参照。

 
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