先生×学生 TALK
自然環境を活かして感性豊かな保育者に
山﨑敦子准教授 × Y.K さん(1年) (岩手県/一関修紅高等学校出身)
先生
いつも一番前の席で、大きな瞳を輝かせて授業を聞いているKさん。とても熱心な学生さんだと感じています。
学生
山﨑先生は、話しかけやすくて、授業もわかりやすくて、大好きな先生です。子ども生活専攻は、先生との距離が近く、実践的な授業が多いですよね。
先生
短大附属のますみ幼稚園・保育園をはじめ、ボランティア活動をできる場も豊富ですね。私は初めてこの学校に来た時、自然が豊かで感性がやしなわれる環境だなと思いました
学生
近くの大きな公園で木の実を拾ったり、自然を観察したりする「環境」の授業、楽しかったです。
先生
保育の現場は“季節感”を大切にします。季節の変わり目に気づく心、道の草花に興味をもつ心は、学生のうちから磨くことが大事ですよね。
学生
私も自然や季節を大切にする幼稚園に勤めたいと思っています。
先生
学びを深めて素敵な保育者になってね。
先生
Kさんは岩手出身ですよね。行きたい幼稚園は決まっていますか?
学生
実は夏休みの間に、自分で調べて、東京の幼稚園に見学に行ってきました。
先生
東京の幼稚園に?それはすごいですね。初めて聞きました。
学生
待機児童の多い都心部で、自然とふれあうことを大切にしている幼稚園はないかなと思って、調べているうちに出てきた園なんです。園長先生ともお話させていただいて、ここで自分も成長したいなと感じました。
先生
1年生のうちから自主的に見学にいく学生は本当に珍しいこと。行動力が素晴らしいですね。保育園ではなく幼稚園がいいという理由は?
学生
幼稚園は担任制度がありますよね。若いうちに担任を持ってみたいという気持ちがあって。
先生
そうなんですね。心から応援しています。
学生
ありがとうございます。2年生になると宮城県内の保育園や幼稚園での実習もあるので、そちらもしっかり見学して、決めたいなと思います。
先生
高校生の時からだったんですね。それは知らなかった。今日は初めて聞くことが多くてびっくりしました。Kさんの意外な一面が知れてうれしかったです。
学生
こちらこそ、ありがとうございます。
先生
保育者は、体力が必要な仕事です。その上で、「笑顔」「元気」「感性」の3つが大事です。Kさんは素敵な保育者になると思います。とても楽しみです。
学生
これからも毎日の授業を一所懸命聞いて、がんばります。ありがとうございました。